「神童」「キックボクシング史上最高の天才」などと称されている那須川天心さん。
現在では格闘技のみならず、テレビ番組やYouTuberとしても活躍されていますね!格闘技に詳しくない方でも、那須川天心さんの強さをご存じの方がたくさんいるのではないでしょうか。
そんな那須川天心さんがなぜ「神童」と呼ばれているのか、那須川天心さんのその凄さについてご紹介したいと思います!
目次
那須川天心のプロフィール
- 名前:那須川 天心(なすかわ てんしん)
- 生年月日:1998年8月18日(23歳)
- 出身地:千葉県
- 身長:165㎝
- 血液型:B型
那須川天心さんが格闘技の世界に入ったのは5歳の時だそうです。父から礼儀を身に着けさせるために勧められ、極真空手を始めました。
当時の那須川天心さんは弱虫だったらしく、稽古の途中で道場から逃げ出してしまうこともあったそうです。
5歳の頃は道場から逃げだしてしまった那須川天心さんですが、現在の強さからは想像つかない姿で可愛らしいですよね!てっきり自分から格闘技を始めたのかと思っていたので驚きました。
そして、その後2009年の11歳の時に極真空手ジュニア世界大会で優勝を果たしました。
そう思った那須川天心さんはキックボクシングに転向されました。
11歳の時すでに極真空手ジュニア世界大会で優勝されていたんですね。わずか6年で世界大会に優勝されるとは…。恐るべし那須川天心さん!
そんな那須川天心さんは、2022年3月の試合を最後にキックボクシングからボクシングに専念されるそうです。
このことには格闘技ファンだけでなく、たくさんの方が注目しています。ボクサーとしての那須川天心さんも今からとても楽しみですね!
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那須川天心の凄さとは?
那須川天心さんといえば「神童」と呼ばれていて、公式戦無敗ということがとても有名だと思います。
23歳という若さで「神童」と呼ばれるようになるまでに、数々の凄いエピソードがあるようです。それでは那須川天心さんの凄さについてご紹介したいと思います!
努力が凄い!
5歳の時から極真空手を始めた那須川天心さんは、幼稚園の時に初めて大会に出場しました。しかし惜しくも出場した大会では負けてしまいました。
すると、中途半端なことが嫌いな那須川天心さんの父による自宅での猛特訓が始まり、ここから格闘技漬けの生活が始まりました。
その後出場した県大会では父の特訓の成果もあり、オール一本勝ちで見事優勝しました!
県大会で優勝したこともあり、この頃から那須川天心さんはこう感じるようになったそうです。
しかし県大会以上の大会ではライバルである南原健太さんがいて、1度だけ勝利するものの他の試合では全敗だったそうです…。
当時、南原健太さんとは身長差もあり体重は那須川天心さんの倍近くあったそうです。どうにか勝ちたいと思う那須川天心さんは、ステップを駆使して「当てさせずに、当てる」練習を開始しました。
この「当てさせずに、当てる」というスタイルが、現在の那須川天心さんの試合スタイルに繋がっていったそうです。
その後、全国大会前の最終選考大会で南原健太さんと試合をしました。試合結果は惜しくも敗れてしまいましたが、那須川天心さんのこれまでの実績が考慮され全国大会への出場が決まりました!
悔しい経験を経てさらに強さを身につけた那須川天心さん、とても格好いいですね!
今でこそ無敗の神童と呼ばれていますが、元から才能に恵まれていたわけではなかったようです。想像できないほどの努力があってこその、那須川天心さんなんだと感じました!
獲得タイトルが多すぎる!
那須川天心さんといえば、やはり「無敗」というイメージが強いですよね。続いては那須川天心さんがこれまでに獲得したタイトルをご紹介いたします!
極真空手
- 2009国際青少年空手道選手権大会10歳男子-40kgの 優勝
- 極真空手ジュニア世界大会2009 優勝
アマチュアキックボクシング
- KAMINARIMON-35kg級王者
- Bigbang 50kg級王者
- 全世界アマチュアムエタイ金メダル
- ムエロークジュニアトーナメント 2010 優勝
- M-1ムエタイチャレンジ45kg級王者
- M-1ムエタイチャレンジ50kg級王者
- 初代MAキック Jr. 42kg級王者
- 藤原敏男杯 2012 全国大会 50kg級 優勝
- 藤原敏男杯 2013 全国大会 55kg級 優勝
- その他多数
プロキックボクシング
- 第6代RISEバンタム級王座
- BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015 優勝
- ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王座(2016年)
- RIZIN KICK ワンナイトトーナメント2017 優勝
- 初代RISE世界フェザー級王座
- ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王座(2019年)
- RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 優勝(2019年)
とても多すぎませんか!?
23歳という若さで、こんなにたくさんのタイトルを獲得することが可能なのかと衝撃を受けました…。これは那須川天心さんが、「神童」や「史上最高の天才」と称されている理由が良く分かります。
プロデビュー戦での衝撃的な勝利
那須川天心さんは中学校卒業後わずか数ヶ月で、プロボクシング団体である「RISE.100」でプロデビュー戦を行っています。なんとそのプロデビュー戦の相手は、RISEバンタム級7位のランカーだったそうです!
しかし那須川天心さんは、デビュー戦で「1ラウンド58秒KO勝ち」という衝撃的すぎるプロデビューを果たしています。
中学校を卒業したばかりでもの凄い快挙ですよね!衝撃的なプロデビュー戦の後も、那須川天心さんは連勝をどんどん重ねていきます。
2015年に行われた「RISE.105」では、当時9連覇していた村越優汰選手と戦い、2ラウンドに3度のダウンを奪いKO勝ちをしました。
那須川天心さんはこの試合で、RISE史上最年少記録となる16歳、プロ6戦目で晴れて王者となりました。
さらに2016年の「RISE.110」では、キックボクシング団体である「SKAのオリエンタルルール世界バンタム級王座決定戦」でフレッド・コルデイロ選手に判定勝ちしました。
この試合で那須川天心さんは、17歳にして世界王座の獲得を成し遂げました!プロデビューされてからの那須川天心さんの快進撃は止まりませんね!
那須川天心はなぜ強いのか?徹底解説!
ここまで那須川天心さんの凄さをたっぷりご紹介いたしました。
那須川天心さんは筋肉はとても凄いですが、身長が165cmと男性の中ではどちらかといえば小柄な男性です。なぜこんなに強いのでしょうか?
続いては気になる那須川天心さんの強さの理由について迫りたいと思います!
スピードが特に凄い!
一応フォローしとくと、江幡塁は名門ジムで学んだ、日本式キックボクシングの基本を具現化したようなエリートファイター。
それでも那須川天心に1R持たない・・・・
スピードが違い過ぎて、話にならなかった・・・ pic.twitter.com/unuMmXj7pb— UG & The Revolution (@soccerugfilez) December 31, 2019
那須川天心VS皇治
こんなに試合時間
短く感じたことはない那須川天心のスピード
凄い pic.twitter.com/EVRvejGZi6— kizami182 (@kizami182) September 27, 2020
那須川天心さんはテクニックはもちろんの事、試合中のスピード感が特に注目を集めています。今までの試合でも、相手の攻撃を全く食らわなかったという試合が多数あるそうです。
那須川天心さんは独自のトレーニングで瞬発力の強化をし、異次元のスピード感とキレを取得されたそうです。独自のトレーニングがどのようなものか凄く気になりますね…!
格闘家の方は動体視力が良いとよく聞きますが、このトレーニングを行うことによって他の方よりも一層鍛えられた動体視力を持っているのかもしれませんね。
得意技「左ストレート」
那須川天心さんは上の画像のように、ダイナミックで派手な足技をしているイメージが強くありますが、実際に得意なのは「左ストレート」なんだそうです。
堀口恭司選手もこのようにおっしゃっていたそうです。那須川天心さんの強さは、この「左ストレート」が軸と言っても過言では無いのではないでしょうか。
那須川天心さんが過去にロッタン選手と対戦されたときに、凄く苦戦した試合だとおっしゃっていました。
この試合では、ロッタン選手に左ストレートが通用せず延長戦までもつれ込むほど苦戦した試合だったからだそうです。
那須川天心さんのYouTubeチャンネルで、ご本人がロッタン選手との試合を解説されていますので是非ご覧ください!
https://youtu.be/4ZEMyChHAp0
1ラウンド目は様子見だったそうですが、その後のラウンドからは少し苦戦されていた様子を話されていました。
試合は那須川天心さんの勝利となりましたが、ロッタン選手も打たれ強く前へ立ち向かう姿勢から、負けたくないという思いが凄く伝わりますね。
動画内でもお話されていましたが、那須川天心さんはこの対戦のとき疲れていた状態だったうえに、ロッタン選手の対策をされていなかったそうです。
もし万全の状態で対戦していたら、那須川天心さんの快心の左ストレートが炸裂していたかもしれませんね!
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まとめ
- 幼いころからの父の猛特訓と努力が凄かった
- 23歳にして獲得タイトルが多すぎる
- プロデビュー戦では1ラウンドKO勝ち
- 異次元な瞬発力とスピード感が強さの理由
- 得意技は左ストレート
今回は那須川天心さんの凄さや強さの理由についてご紹介いたしました!
5歳の頃から礼儀を身に着けるために始めた極真空手から、今では「神童」と呼ばれるまで登りつめた那須川天心さん。凄いという言葉では言い表せないほどの強さと格好良さを持ち合わせていますね!
2022年からはボクシングに専念されるということで、今後の活躍もとても楽しみです!最後までご覧いただき、ありがとうございました!