今年(2021年)歌手活動40周年を迎えた薬師丸ひろ子さん。その記念として11月21日に3枚組のアルバムを発売しました。近年は女優さんとしての活動が中心ですが、シングルだけで20曲以上を発表している歌手でもあるんですね。
透き通るような声が特徴の薬師丸ひろ子さんですが、その歌唱力の評価はどうなのでしょうか。今回はプロの評価と一般の方の評価について調査してみたいと思います。
目次
薬師丸ひろ子ってどんな人?
薬師丸ひろ子さんは1964年に東京都で生まれ、1978年に角川映画「野生の証明」で映画デビューしました。薬師丸ひろ子さんの知人が(ご本人には内緒で)この映画のオーディションに応募したことがきっかけで出演することになったそうです。ご本人は絶対落選する、と思っていたらしいですよ。
歌手活動を始めたのは1981年。ご自身が主演を務めた映画「セーラー服と機関銃」と同名のシングル曲が歌手としてのデビュー曲でした。今から40年前ですし、最近は母親役が多いので今の若い人たちは薬師丸ひろ子さんが歌を歌っていたということは知らないかもしれないですね。
薬師丸ひろ子さんって、とても綺麗な声なんですよ。以下が最新のシングルの動画なので一度聞いてみてください。
ちょっとだけ余談ですが、薬師丸ひろ子さんの意外な一面をご紹介します。薬師丸ひろ子さんはコロナウイルスの影響でステイホームしなければならなかった時期、家で見ていたのはアニメ「秘密結社・鷹の爪」だそうです。このアニメにとても癒されたと話していました。
参考までに短い動画を貼り付けておきます。これを観れば、薬師丸ひろ子さんってちょっと面白い人かもってイメージが変わりますよ。
https://youtu.be/e0BloEdGKlU?t=154
薬師丸ひろ子は口パク?
歌手活動40周年を記念したアルバムの発売もあり、ここ数カ月間は複数の音楽番組に出演されている薬師丸ひろ子さん。
歌番組に出演すると「この歌手、口パク?」って思われてしまう歌手はいますよね。「薬師丸ひろ子 口パク」で検索したところ、該当するような意見は見つからなかったのですが、他の歌手のものがいくつか見つかりました。
ただ、この口パク、歌手からの意向でない場合もあるそうです。
「口パク」(リップシンク)
音声と合わせて口を動かすこと。口だけをパクパク動かすことから名づけられた。
制作側の事情で口パクとなることも
視聴者が生歌を望むのは当然ですが、生歌というのは雑音が入ってしまったり、演奏者が演奏を間違えたりというリスクも発生します。生歌を収録して編集後に放送する場合などはその音の調整に人件費が割かれる場合もあるそうです。
そういった事情もあり、しかたなく・・・、口パクとせざるを得ない場合もあるそうです。
口パクを視聴者が検証するのは難しい?
ある音楽家の話によると、テレビを見ている視聴者が口パクかどうかを検証するのは難しいのだそうです。「番組の収録時にマイクで声を拾っていなかったとしても、声は発しているはずで、声を発していれば喉も動く」という状況なので判断はしづらいのだそうです。
薬師丸ひろ子さんが仮に口パクだったとしてもご本人の意思ではないとすれば、視聴者側があれやこれや言えないですよね。
ちなみに、口パクが話題になったのは2013年前後のようで、ある歌番組のプロデューサーが「今後口パクは容認しない」という意向を示したことがきっかけだそうです。
現在はこのプロデューサーも異動し、「口パク禁止」はなくなったそうです。
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薬師丸ひろ子は歌上手い
シングル20曲以上を発表してきた薬師丸ひろ子さんの歌唱力はどうなのでしょうか。プロの評価と一般の方の評価を紹介したいと思います。
プロの音楽家の評価
音楽評論家やアーティストは「正統派で基本に忠実な歌い方」「透き通るのびやかな声」「これまでの人生経験や女優としての経験が加わって表現力が増している」と評価しています。
「Woman “Wの悲劇”より」を作曲した呉田軽穂(松任谷由実)さんは「薬師丸ひろ子さんはクリスタルボイス。気品があり、水晶のような硬質な透明感がある」と評価しています。
松任谷由実さんは、他のアーティストへの作品提供の際に、グレタ・ガルボをもじったペンネームである呉田 軽穂(くれだ かるほ)を使用することもあるそうです。
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一般の方の評価
Twitterの意見をいくつか紹介しますね。
探偵さん…といえば自分はやっぱり薬師丸ひろ子なのねん。歌の透明感すごい!♪身動きもー、のところ、展開が美しすぎて背筋がぞわっとする。 http://ow.ly/1IZih
— ばく (@pkclb) May 10, 2010
動画で見てみましたが、薬師丸ひろ子の透明感ハンパないっすね。歌の世界観がイイです! @yasyas74 今更ですがその歌好き!トリ肌☆ RT @gochisousummer: 薬師丸ひろ子の1984年の曲『Woman~Wの悲劇より~』
— 御馳走夏 (@gochisousummer) April 14, 2011
薬師丸ひろ子さんの歌を聴きながらうちで仕事してます。
あーなんてきれいな声。スキスキ (^ω^=)— Sun太 (@SunSun_fine) December 14, 2021
プロの音楽家も一般の方も薬師丸ひろ子さんの声を「透明感」という言葉で表現していますね。どうやったらこんな素敵な声が出せるようになれるんでしょうか。
透明感のある声とはどのような声なのでしょうか?これについても調べてみました。ひとことで「透明感」と言っても人によって感じ方が違う部分もあるようなのですが、「透明感=クリア=余計なものが混ざっていない声」の事を言うそうです。
透明感のある声って憧れますよね~。持って生まれた宝物のようなものだとは思いますが、ボイストレーニング次第で身に着けることができるようです。以下にポイントをまとめておきますね!!
- ハミングをして音を響かせる練習をする(=息主体の発生練習)
- 上方向への発声(=声を頭のてっぺんからイメージ)
- リラックスして喉の奥を開く
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まとめ
- 薬師丸ひろ子さんが口パクかどうかは不明
- 口パクでの収録は出演者の希望ではなく制作側の都合の場合もある
- 薬師丸ひろ子さんの「歌」は正統派で気品がある
- 薬師丸ひろ子さんの「歌声」は透明感が魅力
いかがでしたでしょうか。女優さんとしての地位も確立していますが、プロの音楽家からも一般の方からも高い評価を得ているということが改めてお分かりいただけたかと思います。
歌手活動41年目となる来年以降も素敵な歌を届けて下さることを期待したいですね。最後までお読みいただきありがとうございました。