M-1グランプリ2021のファイナリストがついに決定しましたね!
毎年M-1を楽しみにしているお笑いファンの方の中には、この9人のファイナリストの顔ぶれに納得いっていないという方もいるのではないですか。
中でもモグライダーというコンビは異色で、ライブ等で漫才をするときに、台本を一切用意せず、アドリブでしゃべり倒す芸風が持ち味なのだとか、、、。
目次
モグライダーのプロフィール
- 芝 大輔 (しば だいすけ) ※ 写真左
- ツッコミ担当
- 生年月日 1983年7月25日
- NSC東京9期生
- 同期 しずる、ハリセンボンなど
- 友繁 良宣 (ともしげ よしき) ※ 写真右
- ボケ担当
- 生年月日 1982年5月31日
- スクールJCA13期生
- 同期 三四郎など
モグライダーは2009年に結成されたマセキ芸能社所属のコンビです。
M-1グランプリには2015年から出場していますが、決勝に進出したのは今回が初めてです。
コンビ結成からも10年以上、芸歴は15年以上であり、同期の方の顔ぶれを見ても、下積み時代が長かったように思われます。
この度ついに、悲願の決勝進出、表舞台へと姿を現したわけです。
くせの強いライバルたちを掻き分け、頂点に登り詰めることができるでしょうか。
他のM-1グランプリファイナリストたちについても知りたいという方はこちらからどうぞ。
モグライダーはつまらない?面白くない?
モグライダーさんの漫才の見所は、不器用なボケの友繁さんが台本通りに演じきないことから生じる天然ボケに対して、芝さんがアドリブで的確に突っ込みを入れるところですよね。
私も始めてモグライダーさんの漫才を見たときは、型にとらわれない自由な漫才をするコンビ、という印象を受けました。
この斬新な芸風のお二人を世間はどのように評価するのでしょうか。
世間からの厳しい声も
「今年こそはM-1で優勝してほしい」「こんなに面白いのになぜ売れないの」など、モグライダーさんを高く評価する声も多く見受けられる一方で、厳しい声も一部聞こえているようです。
モグライダーってコンビの漫才、ただ話してるだけに聞こえる。メリハリないし、ボケがボケにすらなってない、つまらないことを笑いに繋げるツッコミも成立してない。本がまったくダメ。誰かに書いてもらうしかなさそう。#お願いランキング #モグライダー
— クモ (@messangercloud) October 25, 2016
モグライダーさんのアドリブ芸が肌に合わないという方には、「何が面白いのか分からない」「ボケの人大丈夫?」といった声もあるようです。
ツッコミとボケのテンポや作り込まれたオチを期待している人は、物足りなさや雑駁さを感じてしまうのかもしれませんね。
なぜ勝ち上がってきた?
この全く新しいスタイルの芸風が今、評価されてきているというのは事実のようです。
モグライダーの決勝進出にTwitter上では、期待の声がたくさん挙がっています。
ですから、勝ち上がってきた理由は、面白いから、以外にありません!笑
見ていただくと分かるとは思うのですが、なぜか自然と笑えてくるのがモグライダーなんですよね。
ボケの友繁さんの憎めない可愛らしいキャラと、それをスムーズに笑いへと変える芝さんのツッコミが、見ている私たちに親近感を持たせてくれているのでしょうか。
モグライダーはあのカズレーザーのお墨付き?
メイプル超合金のカズレーザーさんが、自身がパーソナリティを務めるラジオで、今回のM-1について聞かれると、
「モグライダーさんが優勝してくれたら、でも決勝残っててくれたら十分ですけど、優勝してくれたら本当に日本のお笑いは変わる」
と言ってモグライダーさんの優勝を猛プッシュしたそうです。
カズレーザーさんにこれほど強く推薦されるコンビって気になってきませんか。
モグライダー芝は天才!?
https://twitter.com/otamaysss_8010/status/1466408274853437449?s=20
他事務所のお笑い芸人からも一目置かれ、天才と言われているのがモグライダーの芝さんだったのです。
カズレーザーさんがモグライダーを後押ししていた裏には、こんな秘密があったのですね。
モグライダーのネタを作っているのも芝さんだと聞きますし、台本にはない天然ボケに対して的確にツッコミを入れるというのも、頭の回転が速くないとできないことですよね。
モグライダー友繁もすごい!?
モグライダー面白いのよね。なかなか世間に伝わらないけども。見れば見るほどともしげさんのポンコツ具合と冷静に処理する芝くんが好きになる〜。マセキはなぜあんなにポンコツ(褒め言葉)が多いのか。マセキ三兄弟にともしげさんと奥村うどんも入れてくれ。
— べえちゃん。 (@new_be_cyan) November 27, 2019
実はモグライダーの芸風は芝さんが作った台本に対して、友繁さんがポンコツ過ぎてまともに出来ないことから生まれたものだったのです。
芝さんが天才と呼ばれる一方で、芸人界随一のポンコツといわれているのが、この友繁さんなんです。
しかし、友繁さんのこの才能??がモグライダーの唯一無二の漫才を生み出しているわけで、同じネタを何度見ても毎度違う味がでる、といわれる所以なんです。
まとめ
- モグライダーの天然ボケとアドリブツッコミで構成される漫才は、型破りで受け入れがたいという意見もあるようだ。
- この独特なスタイルが近年注目され始め、今年ついにファイナリストに選ばれることとなる。
- モグライダーは、カズレーザー含む芸人仲間から一目置かれ、優勝を期待されているコンビの一つである。
いかがでしたか。
モグライダーさんの漫才は、台本通りに行かない友繁さんと、それをうまいこと笑いにつなげる芝さんの、2人にしか出せない笑いが魅力ということが分かりましたね。
これでますますM-1グランプリの決勝が楽しみになりました。お二人の今後の活躍に期待しております。