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斎藤佑樹が大学進学は失敗だったのか?行かなければプロで活躍できた?

斎藤佑樹

日本ハムファイターズでプロ野球選手として活躍していた、斎藤佑樹選手が10月1日に現役を引退されることが発表されました。

ハンカチ皇子として沸かせて高校時代は、甲子園の決勝戦で日本全体を熱狂させたのは今でも覚えているほどです。

当時は、現在楽天ゴールデンイーグルスで活躍されている田中将大選手との投手戦に勝利された斎藤佑樹選手でしたが、プロになってからの活躍はあまり好成績と呼べるものではなかったと思います。

田中将大選手は日本代表としても活躍されるほどの逸材になっていますが、斎藤佑樹選手との違いはやはり大学への進学でしょうか。

そんな斎藤佑樹選手の大学への進学は失敗だったのか?大学に行かなければプロで活躍できていたのか?を本記事ではまとめていきたいとおもいます。

斎藤佑樹選手の大学進学は失敗だったのか?

斎藤佑樹田中将大

斎藤佑樹選手は2006年の夏の甲子園活躍後、プロ野球選手ではなく早稲田大学への進学をされましたが、この大学への進学がプロ野球選手として失敗した要因だったのではないかと言われています。

僕もなぜ大学に行ったのかと当時不思議に思っていました。

ネット上でも大学への進学は失敗だったとの声も多数ありました。

https://twitter.com/itoifan_freedom/status/1443786490094391306?s=20

斎藤佑樹選手と田中将大選手の違いはなんだったのか

斎藤佑樹選手とえいば、比較されてしまうのは現在楽天ゴールデンイーグルスで活躍されている田中将大選手ですよね。

2006年の高校夏の甲子園決勝で、斎藤佑樹選手は早稲田実業、田中将大選手は駒大苫小牧で、両選手とも投手として2日間投げ合っています。

  • 8月20日の決勝戦初日は延長15回の末引き分け
  • 8月21日の再戦で4対3で早稲田実業が勝利

当時の決勝戦はとても印象的で、僕の中では夏の甲子園の戦いで最も印象に残っている一戦になっています。

そんな、2人はプロ野球からも注目されましたが、それぞれの進路は全く違いました。

  • 田中将大選手は楽天ゴールデンイーグルスへ入団
  • 斎藤佑樹選手は早稲田大学への進学

斎藤佑樹選手は大学卒業を経て日本ハムファイターズへ入団していますが、田中将大選手との差はこの4年間で生まれてしまった可能性はとても高いと思います。

斎藤佑樹選手の失敗は大学野球での怪我が原因?

斎藤佑樹

斎藤佑樹選手のプロとしての活躍があまりできていなかった原因として怪我の影響があげられています。

主に肩の怪我で「右肩関節唇」が決定的な理由として挙げられます。

プロ選手として2年目で発覚した「右肩関節唇」ですが、この元凶となっているのが大学時代に発症した股関節の故障です。

股関節の故障を庇うように投げ続けていたこともあり、肩への負担が蓄積して「右肩関節唇」になったと考えられます。

選手としてのパフォーマンスをフルに発揮しようと思うと、怪我をカバーしようと他の部分に負担がかかることはよくあることです。

斎藤佑樹選手のパーソナルトレーナーであったケビン山崎さんの言葉もあります。

 ケビン氏は「実は彼は大学2年時に左の股関節を故障している。その辺からフォームが崩れ始めている。体が小柄で柔道でいう一本背負いのようなフォームの彼の左股関節がブレてしまうと全てが遠回りになってしまう」と、ここ4年間で3勝6敗と迷走する斎藤がひた隠しにしてきた“元凶”に言及。続けて「それをごまかしながら投げていてプロ1年目に左腹斜筋、3年目に右肩を負傷した。一連の動きで(正しいフォームが)迷子状態になってしまった。それを本人が(公に)説明していないから世間から誤解を受けた」と斎藤を擁護した。
引用:東スポ

このコメントを見ると、斎藤佑樹選手がプロ野球選手としてあまり活躍できなかったのは、大学時代の怪我が影響していそうですね。

夏の甲子園での力投が鮮明に残っていることもあって、プロでの活躍を期待していただけに僕としてはショックでした。

高校卒業後にプロへ入団していれば怪我もなかったかもしれませんよね。

斎藤佑樹選手が大学へ行かなければプロで活躍できたのか?

斎藤佑樹

僕は、斎藤佑樹選手が大学に行かなければプロ野球選手としてもっと活躍していたと思っています。

上記でも書かせてもらっている大学時代での怪我ですが、これはプロ野球選手としてプロで活動していれば防げた可能性もあるからです。

大学でも一流のトレーナーがいることが多いと思いますが、やはりプロをサポートする人と比べると怠っていると思います。

もちろん大学での怪我だけがプロ野球選手として活躍できなかった理由ではないですが、代表的に挙げられてしまうのは間違い無いと思います。

田中将大選手のプロ野球での4年間と斎藤佑樹選手の大学での4年間を比べると同じ野球をしていたとはいえ、環境が全く違いますからね。

大学進学で伸びる選手も確かに多いですが、斎藤佑樹選手に関しては高校卒業後にプロ野球選手として活躍するのが最善だったのかもしれません。

終わったことをどうこう言っても仕方がないことだとはわかっていますが、ファンとしてはどうしても意見したくなってしまいますよね・・・。

まとめ

日本ハムファイターズでプロ野球選手として活動していた斎藤佑樹選手が10月1日に現役引退を発表されたためまとめてきました。

大学時代もすごい活躍を見せてくれていた斎藤佑樹選手だっただけに、世間の期待も大きかったでしょう。

僕も1人のファンとして応援していただけにプロ野球での1軍で活躍があまりみられなかったのは残念でした。

1軍としての活躍は失敗ではあったかもしれませんが、2軍では活躍されていたようですし、斎藤佑樹選手にとってはいい野球人生になったのではないかとおもいます。

引退後はどのような活動をするのか明かされていませんが、今後の活躍にも目が離せません。