今、日本のフィギュア界を引っ張っている選手といえば男性なら羽生結弦さん、女性なら紀平梨花さんですよね。浅田真央さん以来の逸材と言われ、日本を代表するフィギュアスケーター紀平梨花さん。それなのに、なぜかいまいち人気がないとネットでは言われています。
この記事では、紀平梨花さんがなぜ人気がないと言われているのか、そして浅田真央さんと比べてどうなのかを調べてみました。
目次
紀平梨花さんはどんな人?
- 名前:紀平梨花(きひらりか)
- 生年月日 :2002年7月21日
- 身長:155cm
- 出身地:兵庫県西宮市
- 出身校:関西大学中等部
- スケートを始めたのは3歳の頃から。
- 幼稚園時代に跳び箱8段を跳んでいた。
- 逆立ちで幼稚園を歩いていた。
- エレクトーン、ピアノ、体操、水泳、バレエ、ダンスなど様々な習い事をしていた。
幼稚園時代に跳び箱8段を跳べるのは驚異的ですね・・・正しく運動神経の塊のような方です。
紀平梨花さんはどんな人?
紀平梨花さんは、言葉の選び方や話し方に天然なところがあると言われています。
あるインタビューでのことです。「坂本花織選手がいい演技を見せて逆転されたのにはどう思いますか?」との質問に対して「坂本花織選手が頑張った結果。頑張った人が優勝です」と、何とも可愛らしい天然なコメントをしています!
天然というよりは、とても可愛らしい性格なだけかも知れませんね。ですが、フィギュアのことになると話は別です。紀平梨花さんは、とても負けず嫌いな性格のようです。
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯の記者発表会でのことです。
トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんが、紀平梨花さん、山下真瑚さん、横井ゆは菜さんの3人に「この人、負けず嫌いだなと思う選手は?」と質問しました。すると、山下真瑚さん、横井ゆは菜さんは迷うことなく紀平梨花さんを指名しました。
本人は意識していないということですが、周りの選手からそう思われるということは、よほど負けず嫌いなんでしょう。
また、それと同時にとても繊細な一面もあるらしく昔はカメラのシャッター音にさえ集中力を切らしていたらしいです。
紀平梨花さんのことを、コーチの濱田美栄さんは、「何でも平均的にできるけれど、後は度胸。ちょっと気が弱いから、大事な時に気持ちが引けてしまう」と語っていました。
ですが、数々の経験を重ねた今では、気持ちのコントロールができるようになったということです。
紀平梨花さんの数々の記録
紀平梨花さんの記録を見ていきましょう。
- 女子シングルで史上最年少の3回転アクセル成功
- 女子シングルで初の3回転アクセルからの3回転トゥループに成功
- ISUグランプリシリーズで、初出場で優勝
- ISUグランプリファイナルで、初出場で優勝
- 女子シングルショートプログラムで世界最高得点
- 男女シングルで史上初めてとなる四大陸選手権連覇
こうして並べてみると、紀平梨花さんの凄さがわかりますね。
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紀平梨花の人気がないと言われるのはなぜ?
さて、そんな紀平梨花さんがなぜ人気がないと言われているのでしょうか?紀平梨花さんが嫌われる理由を調べてみました。
理由その①:メディアの推し方が嫌い!
「露出が多くなったから鼻につく」や、「メディアのゴリ推しのせいで嫌い」という人がいるみたいです。中には「紀平梨花さんは嫌いじゃないがメディアの推し方が嫌い」という意見もありました。紀平梨花さんには何にも問題がないように思えますね。
理由その②:浅田真央さんと比較されて嫌われる!
ズバ抜けて人気があった浅田真央さん。その浅田真央さんのファンの方々が、浅田真央さんを超えたとも言われる紀平梨花さんをやっかみ、嫌っているという情報もあります。
紀平梨花さんがどうとかではなく、浅田真央さんのことが好きすぎるからでしょう。この理由も紀平梨花さんには、問題がなさそうです。
理由その③:知名度上昇で、嫌われているように思われている?
調査してみると、紀平梨花さんが人気がないと言われる理由は「知名度の上昇」にもあると感じました。知名度が上がり露出が多くなったため、一定数のアンチな意見も目立つようになったのだと思われます。
どの理由も紀平梨花さんに問題があるとは到底思えません。今回紀平梨花さんが嫌われる理由を色々調べてみましたが、調べれば調べるほどわかるのは、紀平梨花さんがとても素晴らしい選手ということだけでした。
紀平梨花も憧れる浅田真央とは?
紀平梨花さんは以前、トリプルアクセルを跳び続けてきた浅田真央さんを「憧れの存在です」と語っています。では、その浅田真央さんとはどんな選手だったのでしょうか?見ていきましょう。
- 名前:浅田真央(あさだまお)
- 生年月日:1990年9月25日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 出身校:中京大学
- 身長:163cm
- 引退:2017年4月10日
- 備考:姉はタレントの浅田舞さん
浅田真央さんの愛称は「真央ちゃん」で、最高難度のジャンプ・トリプルアクセルが代名詞です。
浅田真央さんは5歳の頃からフィギュアスケートを始めました。その後は2005年のグランプリファイナルで弱冠15歳にして初出場、そして初優勝。全日本選手権を6度制覇。世界選手権を3度制覇など、2017年4月に現役を引退するまでの間、輝かしい成績を残しています。
浅田真央さんといえば、年齢制限のためにトリノオリンピックに出場できなかったことがとても印象に残っています。出場できていれば、かなりの好成績が期待できると言われていただけに、当時とても残念に思っていました。
さて、今でも根強い人気を誇る浅田真央さん。浅田真央さんの人気の秘密を調べると「笑顔が素敵」という意見が目に入ります。私もそう思います。あの可愛らしい笑顔と、トリプルアクセルにこだわり続けた姿勢が、今でも多くの人の心に焼き付いているのだと思います。
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紀平梨花と浅田真央を比較すると・・・
紀平梨花さんは浅田真央さんの後継者とも言われています。そこで、紀平梨花さんと浅田真央さんを比較してどこが似ていて、どこが違うのかを調べてみました。
比較その①:トリプルアクセル
紀平梨花さんも浅田真央さんに共通するのは、トリプルアクセルが最大の武器だということです。
紀平梨花さんの、トリプルアクセルの成功率は44.44%。浅田真央さんの成功率は28.75%と言われています。単純に数字だけを見ると、紀平梨花さんの方が上だといえます。
2人のアクセルについて、織田信成さんはこう表現しています。「浅田真央さんの3回転はふわっと柔らかく、紀平梨花さんの3回転はキレがあり、シャープ」だと。なるほど、さすが元フィギュアスケーター!これを聞いて何が凄いかって、織田信成さんの表現力が凄いですね!とてもわかりやすいです。
紀平梨花さんの凄いところは、トリプルアクセルとトリプルトゥーループをコンビネーションで跳ぶことができるところです!
比較その②:体格差
浅田真央さんの身長は163cmです。一方で紀平梨花さんの身長は155cmなんだとか。身長は同じくらいだと思っていました。テレビを見ているだけだとわからないものですね。
言われてみると、浅田真央さんの方がスラっとしていたような印象はあります。浅田真央さんの笑顔が可愛らしいせいか、自分の中で小さめに修正をかけていたのかも知れませんね。
ちなみに紀平梨花さんの体脂肪率は6%なんだとか!これも驚異的ですね・・・
比較その③:時代やルール
紀平梨花さんと浅田真央さんの頃では、「時代」が違います。ルールや採点の仕方なども変わっているので、比べることはできません。ですが、2人ともとても素晴らしい選手であることには変わりありません。
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まとめ
- 幼稚園時代から運動神経は抜群だった。
- 性格は天然で負けず嫌い。
- 人気がない理由は、紀平梨花さんの問題ではない。
- 浅田真央さんは、今でも根強い人気がある。
- 紀平梨花さんも、浅田真央さんもとても素晴らしい選手。
紀平梨花さんと、今は引退している浅田真央さん。今後もそれぞれのステージで活躍してくれるととても嬉しいですね!