2020年のドラマ「半沢直樹」では証券営業部・部長、伊佐山役で話題になった歌舞伎役者・四代目市川猿之助さん。
その後、歌舞伎の舞台に出ながら、テレビのバラエティー番組やドラマ、大河、CMなどに出演し世間の知名度が一気に上がり、大活躍されています。
歌舞伎では「スーパー歌舞伎Ⅱワンピース」で歌舞伎でアニメをするという新しいことに挑戦し、色々と話題になっています。
そんな個性的なイメージになった市川猿之助さんが数々の名言を残しているので詳しく見ていきたいと思います。
目次
市川猿之助の名言集!
名言集の前にまず、市川猿之助さんとはどういう方なのか紹介していきましょう。
どういう方なのかがわかると、更に名言が心に響くのかなと思います。
市川猿之助さんについて
舞台、CM、写真展、12月放送のNHKドラマ「岸辺露伴は動かない」、バラエティー番組、警視庁「STOP!詐欺」広報啓発PRイメージキャラクター
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演決定!舞台「市川猿之助藤間勘十郎 春秋座花形舞踊公演」出演決定!
という多忙なスケジュール、多方面で活躍されています。
本名 | 喜熨斗 孝彦(きのし たかひこ) |
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生年月日 | 1975年11月26日(現在46歳) |
学歴 | 小・中・高 暁星学園 卒業
大学 慶応義塾大学 文学部 卒業 |
父親 | 四代目市川段十郎 |
襲名暦 | 1.二代目市川亀次郎
2.四代目市川猿之助 |
2012年6月、二代目市川亀次郎改め、四代目市川猿之助を襲名した際の名言
- 精神は猿之助を目指しますけど、芸は越えられるものではなく、厚みを増していくもの。初代の生き様を吸い取って猿之助の名前が大きくなったと思うので、僕という肉体を通して、名が大きくなる。その助けになれれば。
- 人がやらないだろうな、と思うとやる、それが猿之助。自分のやりたいようにやるのが澤瀉屋。
これからも名前の大きさにとらわれず、軽やかに自由に動く姿勢を見せますが、その根底には「歌舞伎に対する信頼感、伝統への安心感を僕らが失ってはいけない。」という強い信念があるようです。
市川猿之助さんかっこいいです!
伝統を守りつつ、自分のやりたいのやりたいこともする猿之助さん。ただ自由人というわけではなく、基礎がしっかりできて色々考え抜いた上で挑戦する真面目で真剣に取り組んでいる姿はぜひ見習いたいものです。
ドラマ「半沢直樹」の頃の名台詞
このような顔芸と共に話題になったドラマ「半沢直樹」
2020年ドラマ「半沢直樹」では「詫びろ×8」の名台詞が印象的でしたね。ドラマの中では敵役なので、名言というより印象に残るセリフや歌舞伎役者ならではの顔芸が気になりました。
市川猿之助さんはドラマに出演したことによって「歌舞伎に興味を持ってくださる方が増えたとしたならば、本当にありがたいこと。歌舞伎役者という存在が少しでも知れわたったなら、歌舞伎に恩返しできたのかなと思います。」と語っていたそうです。
確かに、このドラマをきっかけに市川猿之助さんを知った方もいると思いますし、従兄弟である香川照之さんとの出演で話題になりましたよね。歌舞伎役者の二大顔芸の迫力はすごいです!!
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心に響く名言を紹介
林先生の初耳学「熱血課外授業」での名言
2020年9月27日、林先生の初耳学という番組で、コロナ禍で苦しむ高学歴ニートに対して熱血授業が行われました。
と登場してこう語った後、授業は始まり数々の名言を残されました。
- 社会がどうとか、人がどうっていう考えはやめた方がいい。
- やりたいことをやる時、人の恩義とかそういうものを一切振り捨てて自分のやりたいことを決断しなきゃいけない事は人生1度や2度絶対にある。
- 他人の心はどうだっていいと思う、どう思われようとね。自分を信じることをやっていれば。
- 自分がやりたいことをやるには、他人を黙らせる実力をつける。そうすればなんだってできる。(どんなに「やっちゃダメ」と言われたことでも、お客さんが入り、利益が出れば会社はやらせてくれる。お客さんの支持を集めることが僕らの武器になる。結果がすべて。)
- 悩んでも仕方ないことは悩まない。(『何も考えない』というのは、よくよく考えた上で考えなくなるということ。)
- 歌舞伎の世界で「型破り」は、型をちゃんと学んでから破るということ。最初から、俺は型破りなことがやりたいから学ばないぞっていうのは、「型なし」でそんなのはカッコよくもなんともない。「型破り」ができるようになるためには、最初に耐えること。
- 考えることは大事だけど、先の事考えたってわからない。今をとりあえず楽しむ。
- 楽しくやってりゃ何とかなる。生きていれば何とかなるんです。体だけは大事に。
最後に、活躍している人の共通点には、「できない事は潔くあきらめる。」
ああだ、こうだ考えても仕方ないんだったら考えないというのも1つの能力ですよ。考えてもどうにもならないのに、そこにとまって考え続けているのは無駄ということです。
どのお言葉も心に響きました。市川猿之助流の独特な感じがしますが、頭のいい努力家な生き方が名言に出てますね。
基本を学んでいる時はまじめに向き合い考えて考えすぎて答えが出ず時間が無駄だった。と思うこともあったそうです。そうやって積み上げていき、自分の信じてる方向に向かっていく市川猿之助さんはとてもかっこいいですね。
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まとめ
- 芸は越えられるものではなく、厚みを増していくもの。
- やりたいことをやる時、人の恩義とかそういうものを一切振り捨てて自分のやりたいことを決断しなきゃいけない事は人生1度や2度絶対にある。
- 自分がやりたいことをやるには、他人を黙らせる実力をつける。そうすればなんだってできる。
- 悩んでも仕方ないことは悩まない。
まだまだ市川猿之助さんの名言は増えていきそうですね。高学歴で真面目に考え物事に取り組んでいる猿之助さんの言葉だからこそ心に響きました。
今後の活躍にも注目していきたいですね。