皆さんの中には、一度顔を見たら絶対に忘れないという人はいらっしゃいますか?私は、ダントツで俳優の遠藤憲一さんの顔が印象に残りますね~
顔の印象が強いというのもありますが、同じ時期に多くのドラマに出演しているので何度も目にするということがあるからなのかもしれません。
そこで、なぜそこまで掛け持ちをするのか、またなぜそんなに遠藤憲一さんにオファーが絶えないのかを調査していきます。
目次
遠藤憲一さんのこれまでのドラマ出演本数
遠藤憲一さんは、1979年から俳優としての活動を開始し、そのキャリアは40年以上になります。
80年代の終わりから今日まで、映像部門の1ジャンルを築いたVシネマが、彼のキャラクターとマッチしたのか、その強面キャラで、テレビドラマや映画に出演し実績を積んでいきました。
そんな遠藤憲一さんですが、なんとこれまでに出演したドラマの本数は、700本はくだらないと言われています。40年のキャリアの中で700本のドラマに出るというのは一年間に約17本のドラマに出演している計算になります。
これは、ドラマの掛け持ちをしなければたたき出せない数ですよね~
また、自らが主演した2009年放送のドラマ「湯けむりスナイパー」でも高い評価を得ました。その後もテレビドラマの話題作には必ず出演し、その存在感をますますアピールしていきます。
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遠藤憲一さんがドラマの掛け持ちをする理由
遠藤憲一さんが1クールに何本もかけもちをする理由は、「奥さんの存在」と「遠藤憲一さんの信念」にありました。
理由その①:奥さんの存在
遠藤憲一さんは、まだまだ無名の頃に結婚をします。そして、その奥さんと一緒に個人事務所を作りました。
遠藤さんは前マネジャーが高齢で引退される際、3年かけて奥さんを口説きマネジャーになってもっらたそうです。その際に、奥さんが出した条件というのが「奥さんの思うとおりにやること」だったそうです。
それ以降、奥さんが引き受けた仕事は全て断らないのだそうです。このような、奥さんのマネジメント能力のおかげで来る仕事は拒まずに働き続けているそうです。
気持ちが落ちてしまいそうになる時も、奥さんのような強い人の存在によってここまでの本数に出演し続けられるのかもしれませんね。
理由その②:遠藤憲一さんの信念
遠藤さんは、奥さんの影響もあってか「仕事を断らない主義」だそうです。しかし、その主義というのは、ただ奥さんの言いなりになっている訳ではなく、遠藤さん自身にもしっかりとした考えがあった上でのことなのです。
このお仕事をしてく中での選択肢というのは、「やる・やらない」の2択だそう。
その2択で遠藤さんは、やりつづける方を選ぶのですが、その理由というのが、「やり続けるからには工夫しないといけない。いつも同じことをしていたら飽きられてしまうので。でも、その変化を楽しむことができる」から休まずに働き続けているそうです。
ただがむしゃらに働き続けているのではなく、その忙しい毎日の中に楽しみを見出しているのですね。仕事に対する向き合い方が素敵だなと感じるお話でした。
掛け持ちをするほどオファーが絶えない遠藤憲一さんの2つの魅力
ここまで見てきた心意気やマネジメントも大切ですが、やはり遠藤憲一さんにオファーが絶えないのは遠藤憲一さん自身の魅力にあるのではないかと考えます。
魅力その①:長年培った最大の武器
遠藤さんは、「ほとんど画面に映らない」は端役もいとわず、Vシネマやオカルト映画など様々なジャンルの作品に出演していきます。
そして、2002年には、日曜劇場の「太陽の季節」(TBS系)で、主演の滝沢秀明さんに強い影響を与えるビジネスマン役を演じるなど、徐々に連ドラの出演を増やしていきます。
2009年に出演した「白い春」(フジテレビ系)では、心優しいパン職人を演じ、コワモテなのに真面目で臆病なキャラのギャップで話題を集めました。
https://twitter.com/MUMINgunma/status/1386992452473663488?s=20
これらのギャップが生まれたのは、「単に顔が怖いから」というだけではありません。遠藤さんが1つひとつの作品に全力投球しながら、「長い年月をかけてコワモテのイメージを浸透させたから」であり、「最大の武器を巧みに利用したから」なのです。
これらのギャップが生まれたのは、「単に顔が怖いから」というだけではありません。先ほどに述べたように変化を楽しみ、1つひとつの作品に取り組みながら、経験を重ねてきた結果なのではないでしょうか?
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魅力その②どんな時でもしっかり顔をみせる
やはり、注目すべきは遠藤さんの顔も魅力の一つではないでしょうか?視聴者が遠藤さんを一度見たら忘れないのは、「顔が怖い」ということもありますが、しっかりと顔をあげて前を見ているから、視聴者は遠藤さんのことを強く意識・認識するのではないでしょうか?
顔をあげて表情をしっかり見せているからこそ視聴者は、暴力団員役の時は迫力を感じ、温厚な父親役の時は、応援したくなり、コミカルな時は思わず笑ってしまうなど、その演技に引き込まれてしまうのではないでしょうか?
遠藤さんがコワモテばかりではなく、様々な役柄を演じ分け分けられるのは、表情の変化をしっかり見せて、感情を表現できるからなのではないでしょうか?
まとめ
- これまでに700本のドラマに出演し、年間で約17本に出演
- 奥さんの存在と遠藤憲一さんの信念で生まれた断らない主義で掛け持ち
- 確かな演技力と顔をみせる力が魅力の遠藤憲一さん
様々な作品に出演し、視聴者に強く印象付ける演技力の高さはとても魅力的です。その魅力と奥さんの存在というのが遠藤憲一さんにとっては無くてはならないものなのですね!
今後も、どんな遠藤憲一さんが見れるのか楽しみです。