いよいよ、2021年下半期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が始まりますね。キャスティングは毎回オーディションから選ばれるって知ってましたか。
その中には、今話題沸騰の村雨辰剛さんの名前もありました。今後も知名度がグングン上がっていくこと間違いなしです。
今回はそんな村雨辰剛さんの魅力をたっぷりとお伝えしてきますので最後までお付き合い下さい。では早速まいりましょう。
目次
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ってどんなドラマ?
NHKの朝の連続ドラマ小説「カムカムエヴリバディ」は2021年11月1日からスタートします。
私もある時から毎回かかさず朝ドラを観てますが、今回のヒロインはNHK朝ドラ史上初のなんと3人なんですよ。
https://twitter.com/asadora_bk_nhk/status/1443772802344042497?s=20
NHKの朝ドラではWヒロインの時は今まで数回にありましたが、ヒロインって基本的には1人なんですよね。そう考えると3人のヒロインは異例です。
そして3人がワッと出るわけではなくて、祖母・母・娘、3世代がバトンを渡す100年のファミリーストーリーに仕上がってます。
- 大正末期からで舞台は岡山県、和菓子屋「たちばな」に生まれた安子(上白石萌音さん)時折流れてくるラジオで英語講座に出会う。今後の安子の運命を変えることになります。
- 昭和30年代、安子の娘・るい(深津絵里さん)はとある理由から「自分らしく生きたい」と岡山を飛び出して、誰も知り合いがいない大阪で暮らし始め、新たな人生が始まります。
- 昭和40年代の京都、るいの娘・ひなた(川栄李奈さん)は時代劇に憧れている女性で、回り道をしたのちにラジオ英語講座にたどり着き、自分の居場所を見つけます。
演じる年代や舞台がそれぞれに違うのが特徴です。放映期間が約半年間なので結構バタバタで濃厚な感じがしてこりゃ、今回も見逃せないですね。
ちなみにタイトルの「カムカムエヴリバディ」は戦後のラジオ番組のテーマ曲が由来です。終戦直後に「英会話教室」というNHKのラジオ番組があり、その時の主題歌が「come come Everybody」なのです。
上白石萌音さんが歌番組にも出演!?気になる方はこちら↓
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」米国将校役の外国人は誰?
【ロバート・ローズウッド役】
- 名前 村雨辰剛(むらさめ たつまさ)
- 生年月日 1988年7月25日
- 年齢 33歳(2021年10月現在)
- 出身 スウェーデン スコーネ県
- 帰化前の名前 ヤコブ・セバスティアン・ビヨーク
- 所属事務所 ワイエムエヌ
- 本業 庭師
- 趣味 筋トレ・肉体改造・盆栽
- 特技 日本語・英語・スウェーデン語を話すトライリンガル
上白石萌音さん演じる安子が登場する岡山編で、米国将校役の外国人が登場します。
- ロバートは戦後、日本に駐留した進駐軍の将校です。日本語が通じず困っているところを安子(上白石萌音)に助けられます。
- 以前から安子はラジオ講座で英語を学んでいました。安子にとってロバートとの出会いが今後の大きな転機になります。
村雨辰剛さんはもともとスウェーデン人なんですね。パッと見て北欧の王子様みたいな容姿で、身長は182㎝でスラッとして超イケメンです。
なのに「村雨辰剛」という純和風な名前。見た目と名前のギャップがありすぎて、なぜその名前?どうして日本に?って気になるところ満載ですね。
村雨辰剛さんの経歴
スウェーデンの最南端に位置するスコーネ県のエンケルユンガの町で生まれます。人口8000人くらいの町で森と湖に囲まれた自然ゆたかなところです。
聞くからに、まさに北欧の森の国ですね。スウェーデンらしさをイメージしちゃいますね。
自然たっぷりなので夏は湖で泳いだり、キャンプをしたり、冬は凍った湖の上でアイスホッケーをして楽しんで過ごしていたようです。
でも実はインドア派で、テレビゲームばかりして1人で過ごす時間が好きな少年でした。特にRPGが大好きでゲームを通して英語も覚えたそうです。
どこの国の子供でも、ゲーム好きは変わらないですね。でもゲームで英語の勉強もちゃっかりしちゃうのが村雨辰剛さんの要領のよさが垣間見えますね。
ショートステイで初来日
中学の時に歴史の授業で日本に興味を持った村雨辰剛さんは、ネットで出会った日本人とチャットを通して、今度は日本語を勉強します。
そして16歳の時に高校の夏休みを利用して、インターネットで知り合った友人の家に3ヶ月間ホームステイすることなります。
ホームステイ先が横浜で、すぐ近くが鎌倉だったのでお寺や神社などの伝統建築や日本庭園を見て回る日々だったそうです。3ヶ月はあっという間に過ぎ帰国の時がきました。
帰国後、次第に日本への興味が強くなっていった村雨辰剛さん。いつしか日本への移住を考えるようになります。この頃から日本に帰化したい気持ちが膨らんだようです。
ホームステイの間にさらに日本への関心が強くなったんでしょうね。もっともっと日本を知りたいと思うと3ヶ月じゃ足りないのも頷けます。
確かに私たちが他の国にホームステイしようとした時だって、たった3ヶ月だったらその国の文化にほんの少ししか触れ合う時間がないですもんね。
高校卒業し再び日本へ
再び19歳の時に日本へ来た村雨辰剛さんは、名古屋でスウェーデン語と英語の講師に就きます。でも「できる仕事」と「したい仕事」に違和感を感じていたようですね。
もっと「日本伝統に携わりたい」という想いから、愛知県名古屋市にある造園業の「山本庭苑」でアルバイトを始めます。
もともと宮大工をしようと考えたそうですが、宮大工は日本伝統の技術が専門的過ぎて23歳からはとても厳しいと判断されたそうです。
庭師も伝統技術が高いと思いますけど、経験がないのにいきなり造園業をやってみようと思うバイタリティーがすごいですよね。
2015年(26歳の時)には日本国籍を取得して愛知県西尾市にある「加藤造園」に5年間勤務したのち、現在は株式会社ワイエムエヌという東京にある芸能事務所に所属しています。
愛知県西尾市は城下町だったので、広い庭がある武家屋敷や綺麗な庭園が残る寺院などがたくさんありますよね。
本業の庭師としての仕事と平行してタレント活動も精力的に行っています。少し前に話題になったNHKの「筋肉体操」の出演も話題になりましたね。
俳優の武田真治さんや弁護士の小林航太さんの3人で黙々と筋トレをする、超シュールな画がなんとも言えない感じだったな~と記憶してます(笑)
あっ、なんか見たことある~って思った方もいらっしゃると思います。私も最初観た時は結構衝撃的な映像でしたね。
筋肉質の俳優さん他にもいます↓
「村雨辰剛」の由来
帰化するときに名前を当時務めていた親方さんにお願いしました。すると親方さんは、名前を付けるには責任が重すぎると言って最初は断ったそうです(笑)
でも苗字を「村雨」と考えてくれたようで、親方さんが好きな歴史小説作家「村雨退二郎」からきています。名前の「辰剛」は自分で考えて付けたとおっしゃっています。
村雨退二郎(むらさめ たいじろう)
1903年生まれ鳥取県出身の時代・歴史小説家。1935年「泣くなルヴィニア」で「サンデー毎日」大衆文芸賞に入選。
「辰」は自分が辰年だから、「剛」は親方さんの名前からとって「辰剛」にしたようですね。親方さんをどれだけ慕っているかがわかりますね。
他にも帰化した有名元外国人
- 孫正義さん(ソフトバンク会長)
- 白鵬さん(元力士)
- ボビーオロゴンさん(タレント)
- 長州力さん(プロレスラー)
- ラモス瑠偉さん(元サッカー選手)
本当は日本語も堪能!
めちゃくちゃ日本語が上手ですね。16歳の時にホームステイを経験し日本語の勉強をずっとしていたそうです。
日本に帰化し造園業に弟子入りすることで朝から晩まで親方に付いて生活をすることになります。自然と日本人以上に綺麗な日本語を話せるようになったのでしょう。
まとめ
- 高校3年生の時に3ヶ月ホームステイを経験
- 高校卒業後、再来日してスウェーデン・英語講師となる
- 日本古来の文化に携わりたいと造園業の世界に飛び込む
- 26歳の時帰化し、「村雨辰剛」に改名
- ホームステイでの経験や、造園業の親方のおかげで日本語が堪能
- 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の重要な役柄に大抜擢!
いかがだったでしょうか。日本の心を持った村雨辰剛さん。カムカムエヴリバディでは米国将校役「ロバート・ローズウッド」に抜擢されました。
本業の庭師はもちろん、俳優としても活躍が期待されますね。今後のカムカムエヴリバディに目が離せません。