猛獣の倒し方という芸で一世を風靡し、百獣の王として知られる武井壮さん。
その武力以外にも効率的かつ合理的な考え方でも有名です。何に対しても徹頭徹尾に考え抜き建設的な意見を出せる。そして、やり抜く行動力!
「自分もこうなれたらなぁ」と思ったことは一度や二度ではないはずです。行動力はすぐには真似できませんが、考え方だけなら真似することができるかもしれません。その思考はいかようにして生まれ、養われたのでしょうか。
武井壮の頭いいエピソードを紹介
武井壮さんのことを調べると、数々の逸話や武勇伝が出てきますが、その中でも注目したいのは自身の考え方を論じている話でしょう。
その考え方こそが武井壮さんの人生の指針に他ならないからです。
では、武井壮さんの思考力が凄いと思わせられるエピソードを見ていきたいと思います。
①百獣の王を目指すきっかけ
武井壮さんが朝の情報番組「あさナビ」のゲストとして出演し、猛獣の倒し方という芸を生み出すきっかけとなった出来事を話されていました。
司会の黒木瞳さんが今後の目標について聞くと、武井壮さんは世界マスターズの400Mリレーで世界記録を目指すという目標の他にこんなことを言われました。
と話されていました。とんでもなくポジティブ思考です。
しかしその背景には、かつて感じたことのない命の危機があったのです。
※セリフ内は要約
以上のことがあって始まった百獣の王ネタでしたが、その下地には「とにかく知らないと何にもならない」という考え方がありました。
武井壮さんは芸能界に入ってからは、毎日一時間は読書をするなりして知らないことを勉強することを日課にしているそうです。
どんな場面でもそれに則した知識があれば楽しめる、楽しめれば周りからもポジティブに見られる、ポジティブでないとそこでは成功できないという多段的な思考を持たれていることが分かります。
知識についての格言はとても多くあります。「知識は力なり」「知識とは天に飛翔するための翼である」などが有名でしょうか。
「孔子」は知識だけでは好きで行っている人には届かず、知識があって楽しんでいる人には敵わないとも言っています。
それを経験を経て知り、実践している武井壮さんの凄さが分かります。
②武井壮の講演
武井壮さんの合理的で多段的な思考力が発揮されているのがこの講演です。
武井壮さんの分析能力は、自身のことや身の回りのことだけには収まりません。
日本で普通に暮らしていれば
とは考えないですよね。
自身のスポーツ経験と知識量を最大限に活かし、合理的な思考で物事を考えていることが分かります。
そして、極めつけなのはパーフェクトボディコントロール理論です。
少年の頃にホームランを打つのは偶然なのか必然的にできるのかなんて、この世の誰一人として考えつかないと思います。
やはり常人の発想ではないですね。
なぜ武井壮さんはこんな考え方ができるのでしょう。その秘密はどうやら生い立ちにありそうです。
嘘か真か、武井壮さんの真実に迫る↓
武井壮さんのロジック的な思考が仇になることもある?↓
武井壮が頭いいのは経歴と生い立ちに関係あり!?
※写真は少年時代の武井壮さん
武井壮さんの経歴というと、フェンシング協会会長に就任や陸上十種競技優勝、世界マスターズ陸上選手権金メダルとアジア新記録・日本新記録など輝かしい経歴が目立ちます。
調べてみると、そんな経歴の前から色々と凄かったことが分かりました。
武井壮さんがまだ小学生の頃に両親の離婚により家庭は困窮を極めます。
お金がないため、中学校・高校は特待生制度がある学校を選んだそうです。
そこで成績は6年の間常にトップで、学費は払わずに済んだと言っていました。それどころか、教科書代などの教材費として月に1万円ほどの奨学金を貰えていたようです。
小学校時代に生活が大変だったからと言って、それをカバーするために中高とトップの成績をとり続けるのは並大抵ではないでしょう。周りには塾に通っていた子もいたはずです。
もしかするとすでにこの頃から、いい成績を取るための合理的な考え方を持っていたのかもしれませんね。
その後の大学生活からの逸話は有名です。
陸上を始めてわずか2年で「第81回日本陸上競技選手権大会十種競技」優勝を果たしました。
大学卒業後はゴルフでアメリカ留学、帰国後はスポーツトレーナーとして活動しつつ社会人野球チームに入団(同年に退団)、30代で芸能界に。
武井壮さんの頭の良さは、少年時代の壮絶な経験に端を発しているようでした。
逆説的に言えば、武井壮さんが少年時代の困窮から抜け出すには、高い自己分析能力で何が必要で何を段階的に積み上げていかなければならないのかを考える必要があったという事でしょう。
無論、その実行力も非凡です。
武井壮さんの出身高校の修徳高校では、特待生制度を設けています。
生徒募集要項では、特待生は入学金と1年次のみ諸費用を免除と記してあります。
武井壮さんが通っていたころと今では規定が違うのかもしれませんね。
武井壮さんの少年時代とお兄さんに関してはこちらで全てわかります↓
まじめな話ばかりでしたので↓で笑いを補給しましょう
まとめ
- 武井壮さんはポジティブかつ合理的な思考を持っている
- 合理的な考え方は経歴に現れている
- その頭の良さは生い立ちから培われていた
武井壮さんの頭の良さは一朝一夕で身に付いたものではありませんでした。それには生まれや育ちが強く関係しており、若くして亡くなったお兄さんのことがなおさらその考え方を強めたのではないでしょうか。
思考力や考え方はすぐには身につくものではありませんが、武井壮さんが薦める習慣には真似しやすいものもあります。
もしあなたが武井壮さんに刺激を受けられたのなら、一日に一時間の日課で積み上げ生活を始めてみてはいかがでしょうか?