昨年に続き2021年紅白歌合戦の司会に選ばれた大泉洋さん。それまでは男性司会者はしばらくジャニーズのメンバーが務めていましたが、なぜ昨年から大泉洋さんが司会に選ばれることになったのでしょうか。
ということで今回は大泉洋さんが紅白歌合戦の司会に選ばれる理由と昨年の司会の評価について見ていきます！
目次
大泉洋が紅白歌合戦の司会に選ばれるのはなぜ？
2021年の紅白歌合戦の司会は大泉洋さん、川口春奈さん、和久田麻由子アナウンサーの3人に決まりました。テーマの「カラフル」をリードしてくれるという思いからこちらの3人が選ばれました。
今年の紅白歌合戦は「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称が全員「司会」に統一されます。
司会を番組の進行とともに、紅組白組はじめ出演いただくすべての歌手・アーティストを応援する存在という思いからの呼称の統一になりました。
ジェンダー意識の高まりが背景にあり、「紅=女性、白=男性」という枠組みも将来的には見直されるかもしれません。
それでは今年の司会について押さえたところで大泉洋さんがなぜ紅白の司会に選ばれるのかを見ていきます！
抜群のトークスキル！
大泉洋さんといえば『水曜どうでしょう』で培われたトーク力が第一に思い浮かぶでしょう。そして、俳優業で磨かれた真剣な顔も持ち合わせています。
ユーモアのあるトークと正確な進行でお茶の間と会場をつなぐ役割として適任と言えるでしょう。
NHKの番組出演功績
大泉洋さんは来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演予定です。そして、NHKの音楽番組『SONGS』の番組責任者を務めています。
番組責任者という肩書きですが、司会の役割を果たしています。NHKへの番組出演功績も紅白司会選出の大事なポイントです。
タレントパワーランキング2連覇！
大泉洋さんは日経エンタテインメントによるタレントパワーランキング男優部門で2連覇を飾りました。
このランキングは認知度と関心度の調査から決まるもので、大泉洋さんが「現在いかに好感度の高い人物か」が証明される結果となりました。
↓大泉洋さんの司会についてまとめました↓
大泉洋の紅白歌合戦の司会についての高い評価
大泉洋さんの紅白司会について高い評価となったのはトークの面白さや人柄に対しての意見でした。
最高の盛り上げ役！
大泉洋さんの司会について第一に盛り上げ役として好意的な声が挙がりました。
- 明るくて好き
- 年末のお祭り感にピッタリ
- 毎年司会でいい
大泉洋さんの司会は持ち前の明るさが年末の番組に適しているという評価を得ました。大泉洋さんを毎年司会でいいと絶賛する意見まで見ることができました。
大泉洋はめちゃくちゃ司会映えするな。お客さん居ないのに居るみたいな気分になれるな。毎年司会してほしい。
— 冬空雪乃 (@huyusorayukino) December 31, 2020
内村光良との軽快なやりとり
番組進行の中で司会を一緒に務めた内村光良さんとのやりとりが好評でした。オープニングと日向坂46、櫻坂46の出番では大泉節が炸裂しました。
[オープニング]
[日向坂46、櫻坂46の出番]
先輩の内村光良さんをもリードするほどのトークスキルを発揮し、視聴者を楽しませてくれました。
最近の子供たちは内村光良さんの相方を誰か知らないと聞いたことがあります。もしかしたら「大泉洋さんとコンビなのでは?」と思わせるほど、息の合ったやりとりを披露してくれました。
全世代から愛される人柄
紅白歌合戦といえば国民的番組で2020年のテレビ視聴率も1,2位(前半34.2%、後半40.3%)を記録しました。
老若男女誰もが見ている番組で認知度と関心度が高い大泉洋さんだからこそ司会として視聴者を楽しませることができたのでしょう。
↓大泉洋さんの面白いエピソードをまとめました↓
大泉洋の紅白歌合戦の司会についての低い評価
2020年の紅白歌合戦は無観客ということもあったためか、積極的な盛り上げ役を務めた大泉洋さんでしたが、空回りしてしまったと思われる場面も見受けられました。
鬼滅の刃より自分の映画を宣伝？
大泉洋さんはLiSAさんの『鬼滅の刃主題歌メドレー』の披露前に鬼滅のおかげで三國志っていう映画のヒットが目立たないと発言しました。
大泉洋さんとしてはそれだけ鬼滅の刃がすごいというニュアンスだったと思いますが、自分の映画の宣伝と誤認してしまった視聴者もいたようです。
福山雅治のものまねを披露するも不発？
大泉洋さんは『龍馬伝』でも共演した福山雅治さんのものまねを披露する一幕がありました。しかし、福山雅治さんのファンはやはり見る目も厳しいせいかスベっている、見ていて恥ずかしいといったコメントが見られました。
大トリMISIAの邪魔？
大泉洋さんは大トリを務めたMISIAさんの出番で曲が終わる前にも関わらず「ブラボー」と叫んでしまいました。これに対して世界観が壊れてしまった、邪魔でしかないとのコメントが出てしまいました。
年末の紅白は髭男とMISIA目的で見た。お風呂のとき以外は全部見たけど。みんな、歌手の人はそれぞれ素晴らしかった。色々批判されるアイドル枠もそれはそれで良いと思う。
ただ、司会の大泉洋のブラボーは最悪。💢曲が終わりきらん内にやるから、せっかくの曲の世界観がぶち壊し。来年はいらんな。— Gaku.Mnb😃 (@MNB39912145) January 1, 2021
以上に加えて紅組司会の二階堂ふみさんが落ち着いた進行を見せた分、大泉洋さんの盛り上げが必要以上と感じてしまった人もいたようです。
中には「白組が負けたのは大泉洋のせい」という意見もあったようです。司会というポジションは一筋縄ではいきませんね。
↓大泉洋さんへの否定的な意見をまとめました↓
まとめ
- 抜群のトークスキルとNHKの番組出演功績が認められたため司会に選ばれる
- 盛り上げ役と全世代から好感を得ている人柄が高評価
- 盛り上げようとしすぎて空回りしていた場面が見られた
今回は大泉洋さんがなぜ紅白歌合戦の司会に選ばれるか、そして司会の評価の賛否についてまとめました。
昨年は番組の盛り上げという意味では最高の働きをしてくれましたが、やりすぎと感じる視聴者もいたようです。
しかし、大泉洋さんほどの人であれば昨年の経験を活かしてくるはずです。今年は有観客ということもあって昨年より賑やかな会場の様子、そして出場歌手の魅力を全国に届けてくれるでしょう！
