先日、M-1グランプリ2021の決勝進出メンバー9組が決まりましたね。その9組の中でおそらく一番知名度が低いと思われる”もも”。「誰やねん!!」と突っ込みを入れた人もいるかもしれません。
今回の記事では「”もも”ってそもそも誰?」「面白いの?」「なぜ決勝進出までたどり着けたの?」などの疑問について調査したいと思います!!
目次
”もも”(芸人)のプロフィール
”もも”は吉本興業所属の芸人さんで、コンビを結成したのは2017年です。向かって左が「まもる。」さん、右が「せめる。」さんです。「いやいやどう見ても逆じゃね?」というお気持ち・・・。はい、わかります、私もそう思いました。このコンビはそれをネタにしているコンビです。(ちなみに最後の「。」までが芸名です)
では、それぞれのプロフィールを紹介していきます。
「まもる。」さん(立ち位置:向かって左側)
- 生年月日:1994年2月27日
- 本名:河原将士(かわはら まさし)
- 出身地:京都府出身
- 血液型:A型
- 趣味:お酒、旅行
- 特技:懸垂、料理
「せめる。」さん(立ち位置:向かって右側)
- 生年月日:1993年7月14日
- 本名:秋吉拓郎(あきよし たくろう)
- 出身地:愛媛県出身
- 血液型:B型
- 趣味:麻雀、カードマジック、ジャージ集め
- 特技:みかんの甘さを見分けられる
↓↓M-1グランプリ出場者の記事はこちらです↓↓
”もも”(芸人)の漫才はつまらない?面白くない?
お笑い芸人にとって「つまらない」「面白くない」は絶対言われたくない言葉だと思いますが、プロになったら、絶対言われてしまう言葉ですよね、きっと。
”もも”の評判をネット上で調べてみたのですが、Twitterで「もも 芸人」と検索すると、「芸人みたいに面白いももクロ」が、いーーーっぱい出てきました。
次に「もも つまらない」で検索してみたら今度は「桃鉄 つまらない」と・・・。
今回のM-1グランプリ決勝進出メンバーではコンビ歴が一番短いですし、当然「知名度が高い=面白い」とはならないので、気を取り直してこのコンビがなぜ勝ち上がってこれたのか調査します!!
”もも”(芸人)がM-1グランプリで勝ち残ってきた理由
”もも”の下積み時代 ~サバイバルステージ「UP TO YOU」 で最下位を経験~
よしもとには大阪NSC卒業後に出演する 「UP TO YOU」 という舞台があります。このステージは、よしもと漫才劇場に出演するために突破しなければならない、オーディションライブです。
元お笑い芸人さんのブログ情報によると、この舞台、相当に厳しいものらしく、お客さんから評価だけではなく、作家さんとよしもとの社員さんの票が入らないと「合格!!」とはならないそうです。
”もも”は2018年2月21日、この「UP TO YOU」 で最下位を経験しました。ネタが全くもってウケなかったそうです。この時爆ウケしていたのが、同期の「セインツ」。そして、当時の写真がこちら↓↓
”もも”はその日の夜に反省会を開き、次のネタを考えます。そして生み出されたのがこの↓↓「〇〇顔」ネタです。
どうですか?めっちゃ面白いですよね!!
お互いに「○○顔やろ」と突っ込みあう漫才でボケと突っ込みがコロコロ入れ替わるのに、全然せわしくなくて、いちいち納得しちゃうんですよね。
最下位を経験した日の反省会ではこんな会話がされたそうです。
相方の”まもる。”大ウケ!!
翌月のライブでこのネタを披露したところ、お客さんにも大好評、確信を持てたところで、再度「UP TO YOU」に挑戦し、見事突破!!しました。
”もも”がよしもと漫才劇場にデビューしたのは2019年11月。同期は、「ゆりやん」「ガンバレルーヤ」「からし蓮根」などの人気者。きっと厳しい環境の中、芸を磨いてきたのだと思います。
↓↓M-1グランプリ出場者の記事はこちらです↓↓
”もも”はいつからM-1グランプリに挑戦していた?
”もも”は結成したその年(2017年)から5年連続でM-1グランプリに挑戦し続け、今回初めて準決勝を通過しました。過去4回の成績は以下の通り。最初の年こそ1回戦で敗退していますが、以降は準々決勝まで進んでいます。
- 2017年:1回戦 敗退
- 2018年:準々決勝 敗退
- 2019年:準々決勝 敗退
- 2020年:準々決勝 敗退
実はこの”もも”、結成当初は”琴線”というコンビ名だったそうです。2016年にはこのコンビ名”琴線”でM-1グランプリに出場していたんです。これが最初の挑戦だったんですね。しかも初挑戦で2回戦進出しています!!
”もも”の芸風は?
”もも”のネタは先ほどご紹介した「○○顔」がてっぱんのようですが、その他も結構面白いんです。
こちら↓↓料理ネタ。
若手なのに、勢いではなく本当にきっちり練られた漫才で実力あるなぁって感じます。動画のコメント欄にも「これから絶対くる!!」「死ぬほど応援してる」などの声が・・・。
まとめ
- 「つまらない」「面白くない」という意見は見つからなかった。
- ”もも”の同期は実力があるコンビが多く、厳しい環境の中で芸を磨いてきた。
- 2017年結成で今回の出場メンバーの中では若手だが、M-1グランプリへの挑戦は5回目。
いかがでしたでしょうか。ここまで知ってしまえばあなたも”もも”を好きになってきませんか?私もその一人です。M-1グランプリはお笑い格闘技です。「まもって」「せめて」ぜひ優勝してほしいと思います!!最後まで読んでくださってありがとうございました。