もしかしてあなたは、2021年の紅白歌合戦出場が決定し、今話題となっているまふまふさんを最近気になりだしていませんか?
そしてあなたは、「まふまふさんって生歌下手って聞くけど、本当なの?」と疑問に思っているのではないでしょうか?
では、その疑問に対しての深掘りを、この記事にてしていきたいなと思っております!
目次
まふまふの生歌についてのネットの反応は?
まふまふ生歌下手なのに紅白とか大丈夫なんかな
— だっ。 (@daishi_ex) November 19, 2021
https://twitter.com/ds_backyard/status/1350949418393096192?s=20
食事にも好みはあるように、歌声の好き嫌いってどうしても出てきてしまいますよね?
とはいえ、2020年3月25日には、コロナにより実現出来なかったものの、東京ドームでのワンマンライブが一時開催する予定であったり、ニコニコ動画でも”ミリオン超え”の歌ってみた動画を連発してみたりしているのに、なぜ一部の方からは「歌が下手」だと言われてしまうのでしょうか?
↓こちらもまふまふさん同様に紅白出場されるAIさんの歌声に関する検証記事です!良かったらぜひ↓
まふまふの生歌が下手だと言われる理由
理由①声を加工しすぎ
論点はずらしてない。地声と歌声が違うと思ったから、加工している。つまり、歌が下手と捉えただけ。まふまふは音程こそとれているけれど、その他が出来ていないから、歌が下手。それに、まふまふは、いつも、加工している。例えにするなら、もっと加工している人を出せば?
— 奏音ฅ^•ﻌ•^ฅ (@kanane_s) September 10, 2016
まふまふは加工しまくりだからな…生歌は…
— たちゃんかみまぐ (@InazuMagu) November 30, 2013
まず一つ目に、声を加工しすぎという声があります!
ちなみに、声を加工することで得られるメリットなんですけど、
- 音程をごまかせられる
- リズムを音楽に合わせられる
- 自由に声色を変えられる
- 声量も弱くしたり強くしたりできる
というメリットがあるみたいです!
↓まふまふさんの曲の中でも、歌声を加工されているのが良くわかる曲です。↓
なので、人それぞれの感じ方次第では、”声を沢山加工している=歌の下手さを誤魔化している”と、捉えられてしまっても「仕方ないのかな?」と感じる部分もなくはないですね。
理由②ビブラートをほとんどかけないから
次の理由は、”ビブラートをあまりかけない曲が多いから”です。
歌の伸ばすところで声を”波”のように上下へ揺らす技術のこと
↓こちらは、ビブラートを元NEWSの手越裕也さんが沢山使っている動画ですので、こちらをまずご覧ください!↓
https://youtu.be/b2WzkaCgFZc
↓上の動画をご覧になったところで、まふまふさんの歌唱動画をご覧ください!↓
いかがでしたでしょうか?
まふまふさんの歌い方を良く聞いてみると、手越さんのように、ビブラートなどのテクニックを多用して、歌に立体感を与えるというよりも、まふまふさんの歌い方は、ストレートに自分の声質のみで勝負するといった感じですよね!
このように、割と他のアーティストさんよりもシンプルに歌われている楽曲が多いため、一部のリスナーさんから、
というように思われてしまっているのかなと感じちゃいますね。
理由③まふまふの歌はそもそも難しい
3つ目の理由として、まふまふさんの歌っている曲自体、そもそも難しすぎるから下手に聞こえてしまうのではないかと思っております。
↓まずはこちらをご覧ください↓
こちらは、一般的に男性と女性が歌える音域(キー)の幅をグレーの色によって表している図なんですが、これを見る限り、
- 男性14音
- 女性13音
が平均的に出せる音域(キー)なのがわかります。
↓続いて、まふまふさんが歌いながら出せる音域(キー)の分かる画像をご覧ください!(赤い四角に注目)↓
そうなんです。一般的に出せる男性の音域(キー)14音(図のグレーの部分)に対して、まふまふさんの歌える音域(キー)は22音もあるんです!
↓こちらがそんなまふまふさんの音域(キー)の広さを感じられる曲だと思いますので、良かったらお聞きください↓
いかがでしたでしょうか?
と、このように少なからず思われたのではないでしょうか?
ちなみに、カラオケで難しいと言われる曲の特徴として、
- 音域(キー)→音域(キー)が広く、音程の上下が激しい曲
- テンポ→テンポがとにかく速い
- テクニック→歌のテクニックを目一杯に入れている
があげられるそうです。
まふまふさんの場合、歌っているほとんどの楽曲が一番目に挙げられた音域がとにかく広いに当てはまります。(しかもテンポも本当に速い曲が多い)
だからこそ、曲自体が大変難しいばっかりにテクニックを重視出来ないため、
なんて思われてしまい、”下手”というレッテルを貼られてしまっているのではないかと感じています。
↓こちらも同じくまふまふさんの別記事となります!まふまふさんをもっと知りたければぜひご覧ください↓
まふまふの生歌って実際上手?
まふまふ加工の王様とか言ってたけど生歌普通に上手いし作詞作曲もできるし認識改めてる
— ろき (@r0k1i) May 10, 2016
https://twitter.com/pgrhr_/status/1461514942184509441?s=20
理由①音域(キー)がとにかく広い
まふまふさんの歌が上手い理由として、まず一番にあげるとするなら、下手に思われているでも挙げさせてもらった、「音域(キー)が広すぎる」ってところです。
↓これは、まふまふさんの音域(キー)が広すぎる調査動画です。冒頭から後半に行くにつれて、音域(キー)が徐々に高くなっていく楽曲に変わっていきますので、よろしければご覧ください!↓
正直、一般の男性がまふまふさんの楽曲を歌うとなると、サビに至っては裏声(ファルセット)で9割(むしろ10割?)カバーしないと歌えないんじゃないかと思っています。
ちなみに、2017年11月2日にまふまふさんご本人がアップされた”まふまふのしつもんコーナーです!!!”の動画にて、まふまふさんの一番低い声、一番高い声を検証してくれている箇所がありますので、こちらもぜひご覧ください!
※低い声の確認1:14~ ※高い声の確認4:21~
高い声と低い声、実際に聞いてみていかがでしたか?
生歌で、音域(キー)が本当に広いということが、この動画を視聴したことによってお分かりいただけたのではないでしょうか?
このように、加工無しでも広い音域(キー)で声を出せるところが、まふまふさんは歌が上手いと思う根拠の一つになります。
理由②ハスキーボイス
2つ目の歌が上手い理由として、まふまふさんの歌声は、とてもハスキーボイスだということが挙げられます。
そう思われるのも無理はないかもしれません。
なぜなら、一般的にハスキーボイスと呼ばれている歌声は、パワフルで、かすれた声や、しゃがれた声質のことを指しているからなんです。
ちなみに代表的なハスキーボイスの歌手としては、椎名林檎さんや、Superflyさんなどがそれにそれに当たります。
↓こちらは椎名林檎さんの『ギブス』↓
↓こちらはSuperflyさんの『愛を込めて花束を』↓
そして、ここで言うところのハスキーボイスっていうのは何なのかなんですけど、
声帯から声と一緒に空気が漏れるような色っぽい演出のできる声を出せる技術
のことを指します!
↓こちらの動画は、生歌でまふまふさん自身が珍しく歌っている動画です!↓
https://youtu.be/ueKzUisZE2E
いかがでしたか?
1小節(適当な長さに区切られた区分)終わり毎に、声と一緒に空気を漏らして発声しているのが、お判りいただけるのではないでしょうか?
このように、さりげなく曲のイメージを変えていくテクニックを多用しているのも、まふまふさんの歌が上手いと思う根拠の一つになります。
理由③音域(キー)に合わせて声質を変えている
3つ目の歌が上手い理由は、音域(キー)に合わせて声質を変えているからです!
まふまふのキンキンする声
ミックスボイス好き
うちもそれで
ミックスボイス カラオケで
出るようなったんだよなぁ— 病みにゃんこ 病み垢さよなら (@2lNN8qLnYAlPQRI) April 5, 2019
ということで、ミックスボイスとは何ぞやなんですけど、
地声と、裏声(ファルセット)の声が混ざったような中間の声のことを言います。簡単に言ってしまえば、”裏声のような高い声を、地声の力強さを保ちながら、高い声でも出せる”ということになります。
そして、まふまふさんが楽曲を歌う際の主な構成は、
- 地声
- ミックスボイス
- ファルセット(裏声)
の三種類です。
そしてこの3つの中でも、まふまふさんは特に地声とミックスボイスを曲の中で使っています。
普通の男性なら、ミックスボイスを使わないとなかなか出せない音域(キー)でも、まふまふさんの場合、地声で簡単に出せてしまうんです。
それでいて、そこからさらに高い音域(キー)の中高音域は、ミックスボイスを利用して、その声量を保ちながらも綺麗な声を出しています。
そしてさらに、高い音域(キー)を出す所では、裏声(ファルセット)もほとんど声量を落とさず使うことが出来てしまうんです!
これらをうまく駆使することで、一曲の中で地声+ミックスボイス+裏声(ファルセット)を組み合わせて全く声量を落とすことなく、非常に完成度の高い楽曲を完成させているんです!
このように、自由自在で出す声を変えることが出来るからこそ、まふまふさんは歌が本当に上手いという根拠の一つになります。
↓紅白歌合戦2021の今年の司会者になるかもしれなかった上白石萌音さんの検証記事です!良かったらぜひ↓
まとめ
【生歌が下手について】
- 歌声を加工しすぎている
- ビブラートをほとんど使わない
- 歌う楽曲そのものが難しい
【生歌が上手について】
- 音域がとにかく広い
- ハスキーボイスの持ち主
- 音域(キー)に合わせて声質を変えている
このようになりました。確かに、まふまふさんの歌声は特徴的な高い声であったり、加工している分下手だって思ってしまうのも、致し方ないのかなとも思います。
とはいえ、まふまふさんの歌声に元気をもらっている方も大勢いらっしゃるのも事実です。
なので、両方の意見を尊重しつつ、これからもまふまふさんの素敵な楽曲を聴けるのを楽しみながら、12月末を控えている紅白歌合戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、その日を楽しみに日常を過ごしていきましょう!