俳優・歌舞伎役者として活躍している市川猿之助さん。2020年に放送されたテレビドラマ「半沢直樹」に出演し、さらに注目の的となりましたよね!
そんな市川猿之助さんは、若い頃から現在までどのような人生を歩んできたのでしょうか。今回は、市川猿之助さんの現在までの活動や生い立ちについてご紹介していきたいと思います!
目次
市川猿之助のプロフィール
まずは、市川猿之助さんの簡単なプロフィールをご紹介します。
- 名前:市川 猿之助(いちかわ えんのすけ)
- 本名:喜熨斗 孝彦(きのし たかひこ)
- 生年月日:1975年11月26日(46歳)
- 職業:俳優・歌舞伎役者
- 出身地:東京都
- 血液型:O型
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市川猿之助の若い頃は?
市川猿之助さんは、テレビドラマや映画でも大活躍されていて抜群の存在感で見ている人を魅了している俳優・歌舞伎役者です。
そんな市川猿之助さんは、若い頃どんな方だったのかご紹介します!
若い頃がすごくイケメン!?
市川猿之助さんは、若い頃がとてもイケメンだと言われています!
市川猿之助かっこいいんだけどイケメン
— Mikarin (@uchiko09) May 25, 2015
市川猿之助って若い頃こんなにもイケメンだったの!? pic.twitter.com/5LRhp27tAq
— 気軽なトレンドニュース♪ (@zsBCGdZyobcwqV4) February 23, 2021
そのイケメンと言われている頃の画像がこちらです!
確かにイケメンです!!爽やかな色気が溢れ出ていてとてもカッコいいですね!年齢を重ねるにつれて大人っぽさや渋さが加わり、現在の色気たっぷりな市川猿之助さんになったんですね。
現在の市川猿之助 太った??
そんな市川猿之助さんですが、「半沢直樹」に出演された際に「太った?」という声があったそうです。
「半沢直樹」に出演されていた時の画像がこちらです。
確かに先程ご紹介したイケメンの画像と比べるとお顔のあたりがふっくらしていますね。
「半沢直樹」ではインパクトのある役どころだったため、役作りで体重を増やした可能性もあるかもしれませんが、スラっとしているイメージを持っている方が多いことから話題になってしまったのでしょうか?
どちらにしても圧倒的な存在感があることは変わりませんね!
市川猿之助の現在までの生い立ち
現在も映画にドラマに歌舞伎に大活躍な市川猿之助さん。歌舞伎役者の家系は幼いころから活動されていたり、私たちの知らない事がたくさんあります!
市川猿之助さんがどのように活動されてきたのか、その生い立ちをたっぷりご紹介していきたいと思います!
1975年(昭和50年)~1980年(昭和55年)
1975年11月26日、澤瀉屋(おもだかや)の歌舞伎役者「四代目市川段四郎さん」の長男として誕生しました。
ちなみに俳優の香川照之さん(九代目市川中車)とは従兄だそうです!
言われてみれば雰囲気というか佇まいというか似ています…!
市川猿之助さんは、1980年7月の歌舞伎座「義経千本櫻」の安徳帝で初お目見得されました。
幼いころから歌舞伎役者の叔父に憧れを持っていたらしく、「義経千本櫻」の舞台で宙乗りをする叔父の姿を見て強い憧れを募らせていったそうです。
ご自身が憧れていた叔父に憧れを持った舞台での初お目見得されたのは、とても嬉しかったのではないでしょうか。
1983年(昭和58年)~1989年(平成元年)
1983年7月、歌舞伎座「御目見得太功記」の禿たよりで、「二代目市川亀治郎」を襲名して初舞台に立たれます。
1985年10月には、歌舞伎座夜の部「雙生隅田川」で伯父三代目猿之助さん、七代目尾上菊五郎さんの3人で宙乗りを勤めました。市川猿之助さんは当時9歳での最年少宙乗り記録を樹立されました。
1989年7月、歌舞伎座昼の部「独楽」の舞台を若干13歳で勤めました。
9歳で宙乗りをされたり、13歳で歌舞伎座の舞台に立ったりとさすが歌舞伎役者!と言いますか、私が同じ年齢の頃はお友達と遊んでいたな~と思い、お友達と遊ぶ時間もほとんどなく稽古に励んでいたのかと思うと改めて本当凄い!と感じました。
1998年(平成10年)
1998年3月、慶應義塾大学文学部国文学専攻を卒業されました。同年7月には、歌舞伎座「義経千本櫻」のお里で名題に昇進しました。
市川猿之助さんは暁星小学校・暁星中学校・暁星高等学校を卒業されています。
2002年(平成14年)~2006年(平成18年)
2002年8月、京都造形芸術大学春秋座「第一回亀治郎の会」を開催しました。
ですが、2003年の7月公演を最後に父親である段四郎さんとともに猿之助一座を離脱されました。その後、2005年に重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員となりました。
2006年3月、三谷幸喜さん初演出の歌舞伎「決闘! 高田馬場」に出演し、翌年には蜷川幸雄さん演出の歌舞伎「NINAGAWA十二夜」に出演されました。
2007年(平成19年)~2009年(平成21年)
2007年、大河ドラマ「風林火山」で、武田信玄(晴信)役でテレビドラマに初出演されました。
市川猿之助さんは、「(「風林火山」に出演するまで)テレビドラマに縁がないと思っていたけど、現場がよかった。」と発言されていました。
さらに、大河ドラマ「風林火山」の撮影時の様子についてこのようにおっしゃっていました。
テレビドラマ初出演で不安と緊張が多かったと思いますが、周りの方々に支えられていたことを明かしました。
その後2009年8月には、Team申の舞台「狭き門より入れ」で現代劇に初出演されてからは、さらに活躍の幅を広げています。
2012年(平成24年)
2012年6月、新橋演舞場・初代市川猿翁・三代市川段四郎50回忌追善興行において「四代目市川猿之助」を襲名されました。
2003年に一度離脱していた市川猿之助さんですが、2012年に「四代目市川猿之助」という名を引き継いだそうです。一度離脱されていることもあり「歌舞伎界の異端児」と呼ばれていましたが、この名前を襲名されたことで市川猿之助さんの歌舞伎への意気込みをより一層強くしたそうです。
さらに同年4月28日~5月9日には、渋谷ヒカリエ公式オープニングイベントとして「亀治郎大博覧会」を開催しました。
2013年(平成25年)~2017年(平成29年)
2013年5月、京都芸術劇場「春秋座」芸術監督に就任し、同年7月には松竹大歌舞伎東コース巡業の襲名披露44公演で96%の動員率および、延べ60000人の観客動員数の記録を樹立されました。
そして2014年3月、スーパー歌舞伎セカンド「空ヲ刻ム者」を制作し上演を行い、その翌年2015年10月、スーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」を制作し上演しました。
2015年に上演された「ワンピース」は、歌舞伎界では初となる漫画の上演でした。
歌舞伎と漫画はイメージでは全く結びつかず想像がつきにくかったですが、原作ファンの方からも「面白い!」という声が多かったそうです。これをきっかけに歌舞伎に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
その後の2017年5月16日、大阪松竹座「五月花形歌舞伎」昼の部「金幣猿島郡」で1000回目となる宙乗りを達成しました。
9歳で初めて宙乗りをされてから、32年後の41歳で1000回目となる宙乗り!さすがとしか言葉が出ません!
2020年(令和2年)~2021年(令和3年)
2020年7月には、TBS系列のテレビドラマ「半沢直樹」に出演します。「半沢直樹」では圧倒的な存在感で見ている人を引き込みました。
このテレビドラマをきっかけに市川猿之助さんを知り、ファンになったという方もたくさんいらっしゃると思います!
翌年、2021年7月30日に市川猿之助さんが「新型コロナウイルス」に感染した事を発表されました。
8月3日に初日を迎える「八月花形歌舞伎」は、同月20日に舞台復帰するまで坂東巳之助さんが代役を務めたそうです。
新型コロナウイルスに感染してしまい舞台に出られなかった期間、とても悔しい思いをされたと思いますが、無事に復帰されて本当に良かったです!
市川猿之助の主な出演作を紹介!
続いては市川猿之助さんがこれまで出演されてきた主な出演作品をご紹介いたします!
歌舞伎
- 黒豚:老女岩手
- 義経千本桜 川連法眼館:佐藤忠信/忠信実は源九郎狐
- 夏姿女團七:お梶
新作歌舞伎
- スーパー歌舞伎II ワンピース:ルフィ・ハンコック・シャンクス
- NINAGAWA十二夜:麻阿
テレビドラマ
- 風林火山:武田晴信
- 龍馬伝:今井信朗
- JIN-仁-:中岡慎太郎
- 半沢直樹:伊佐山泰二
ここでは一部の出演作品をご紹介しましたが、市川猿之助さんは他にもたくさんの作品に出演されています。興味のある方は是非見てみてください。圧倒的な存在感で心を奪われると思います!
まとめ
- 1975年11月26日の歌舞伎役者の家系に誕生
- 1980年歌舞伎座「義経千本櫻」の安徳帝で初お目見得
- 1983年歌舞伎座「御目見得太功記」「二代目市川亀治郎」を襲名して初舞台
- 1985年歌舞伎座夜の部「雙生隅田川」で初の宙乗り
- 1998年歌舞伎座「義経千本櫻」のお里で名題に昇進
- 2003年猿之助一座を離脱したが2012年「四代目市川猿之助」を襲名
- 2020年7月TBS系列のテレビドラマ「半沢直樹」に出演
今回は、市川猿之助さんの若い頃や現在までの生い立ちについてご紹介いたしました。
歌舞伎役者の家系では、幼い頃から活動されていて私たちでは想像できない程の努力をたくさんされてきたと思いますが、そのことを感じさせず活躍されていて本当に素敵で偉大な方だと改めて感じることが出来ました!
今後もテレビドラマや映画や舞台など様々な場面で活躍が期待される市川猿之助さんからますます目が離せませんね!
最後までご覧いただきありがとうございました!