来月公開予定の映画「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」に検事役で出演、さらには来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演することが決まっている人気俳優・青木崇高さん。
20年近いキャリアがあり、喧嘩屋、落語家、そして視聴者から嫌われてしまうくらいの悪役など幅広い役を演じ、そのたびに違う顔を見せてくれる役者さんです。今回はこの実力派俳優さんの演技力について調査したいと思います!!
目次
青木崇高さんってこんな人
ご覧ください!!このスタイルの良さ!!そしてこの存在感!!そこに居るだけで周囲の目を引きつけるオーラがあります。
青木崇高さんは、モデルをしていた友人に誘われ、事務所の面接に参加したことがきっかけで芸能界入りしました。しかし、「ちょっとドラマに出れたらいいなぁ」くらいの気持ちで踏み込んだ演技の世界だったので、当時はなかなか情熱が注げなかったそうです。
その後、2006年に主演を務めたNHKドラマ『繋がれた明日』で、演出家から受けた指導により「自分が台本を読んで想像していた以上の場所に心を持っていかれた」という経験をし、この時の経験がその後の役者人生に大きな影響を与えてくれたそうです。
↓永野芽郁さんの演技に関する記事はこちら↓
青木崇高さんの演技は下手?上手い?
この記事を書くにあたり、twitter上の意見を調べてみましたが、私が調べた範囲では、見つからなかったんです、「演技が下手」という意見が。
正直ここまで上手いとは思いませんでした。一筋縄では行かない人物という感じが出てました。 RT @Mrskymsk: #ryomaden 後藤象二郎役の青木崇高は、土佐弁のイントネーションがうまい!この人も濃い演技するね。
— たまたん@豆味噌 (@misotram) October 3, 2010
今日の深夜から3夜連続で再放送する『ちかえもん』多くの人に見て欲しい。青木崇高さん演じる万吉が本当に天使で、松尾スズキさん演じる近松門左衛門と優香さん演じるお袖のいじらしい関係が可愛らしい。この中の青木さん、優香さん、松尾さん、お芝居上手いんだよな~。実は演技派ご夫婦。
— ヒロン (@saisei3889) October 18, 2016
灰原さん役の青木崇高さんも、元々演技上手いと思っていたけれど、悪気なく前時代的臭を垂れ流して憎たらしげな感じが上手いんだわー。こういう感じの人、絶対にどこの職場にもいるもんな。悪意がある訳ではない、ただ時代の流れが変わったと気付いていないだけ。 #逃げ恥
— あっこ (@acco355) January 3, 2021
私自身が青木崇高さんを知ったのは、2005年の映画『フライ、ダディ、フライ』でした。岡田准一さんの友人役で出演していましたが、それほど出番は多くないのに、強く印象に残り、さらに「この人頭良さそう」と感じさせる雰囲気がありました。
芸能界入りしたばかりの頃は、役者という仕事に情熱を注げなかったとおっしゃっていた青木崇高さんですが、絵が得意という一面もあるので、もともと鋭い感性をお持ちだったのではないでしょうか。
↓青木崇高さんのブログに載っていた作品、プロ並みです・・・。
↓早乙女太一さんの演技に関する記事はこちら↓
青木崇高さんの悪役はすごい・・・
青木崇高さんは、今年3月に放送されたドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」で刑事・三枝健人(坂口健太郎さん)と対峙する、建設会社社長の石川匠役を演じました。
その時の視聴者の声を紹介します。
青木崇高さんは、この石川という役を演じるにあたり、この人物は知識や体験談が豊富で聞き上手、話上手な人かもしれない、一緒にお酒を飲んだら楽しいんだろうなと思わせるような魅力的なキャラクターに見えたら面白い、と考えたそうです。
悪役は権力を持っていて、その権力は、人に優しかったり、賢かったり、色気があったりすることで獲得したものではないかと、悪役に対してこんな哲学もあったそうです。
確かに悪役が魅力的だとその作品にも惹きつけられてしまいますね。
↓オダギリジョーさんの演技に関する記事はこちら↓
青木崇高さんの役作り・勉強家エピソード
青木崇高さんは20年近いキャリアがあるので、それこそ様々な役柄を演じてこられていますが、その役への入り込み方が尋常じゃありません・・・。
エピソード① 日本の伝統芸能と留学
青木崇高さんが注目されるきっかけとなったNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」。この作品では落語家を演じましたが、落語は一人で何から何まで想像力を駆使して表現する話芸だと知り、これは究極のエンターテインメントだと感じたそうです。
この役をきっかけに日本についてもっと知りたい、さらに海外の人から日本人はどう思われているのかが知りたくなり、海外留学もしたそうです。日本の役者である以上、日本の文化を学ばなければ、と狂言や能、歌舞伎なども鑑賞されているそうです。
エピソード② 役作りのために体重 増→減!!
青木崇高さんは、NHK大河ドラマにも多く出演されていて、2010年の「龍馬伝」では、主人公・坂本龍馬と対立する土佐藩参政の後藤象二郎を演じました。この役を演じるため体重を15Kg増やし貫録を付けたそうです。そしてその後、約1カ月で減量し、映画「一命」の撮影に入ったそうです・・・。
「龍馬伝」の番組プロデューサーは「青木君の気迫が素晴らしかった!!」と絶賛したそうですよ。
エピソード③ アクションシーンで前歯を折る!!
映画「るろうに剣心」では喧嘩屋・相楽左之助役を演じた青木崇高さん。今までの作品では資料集めや分析で心から役作りに挑んでいたそうですが、この作品では、肉体のアプローチからキャラクターを作ったそうです。
この映画では総合格闘家・須藤元気さんとのバトルシーンがありましたが、その撮影は一昼夜に及んだそうで、その時にこの格闘家から「タフだね」と言われて嬉しかったと話していました。
須藤元気さんとのバトルシーンではありませんが、撮影時に相手の拳が当たり前歯が折れたそうです・・・。
まとめ
- 調べた範囲では演技が下手という意見が見つからなかった。
- 青木崇高さんを好きな人でも嫌いになってしまうくらい悪役を演じるのが上手い。
- 青木崇高さんが悪役が上手なのは、その悪役に魅力を持たせているから。
以前「役者に人生をささげている人は、仕事がない期間ひげを生やしている」と聞いたことがあります。理由はひげを生やした役が来た時、すぐ受けられるように、ということだそうです。
そう言われてみれば・・・、役所広司さんとか山田孝之さんとかひげを生やしているイメージがあります。改めて青木崇高さんの画像を検索するとやはりひげを生やしているものが本当に多かったです!!
青木崇高さんはこれからも様々な役を演じてくれるのだと思うので、次の作品も楽しみにしたいと思います!!