先の自民党総裁選を圧勝にて総裁の座を勝ち取った岸田文雄さん。穏やかで、真面目そう。悪く言えば「地味」・・・そんな印象を持っていました。
岸田さんのことを調べてみると、口下手で頼りない。人気ない。などとマイナスな評価も多く目にします。これからの日本の政治を、どう動かしていくのかが気になる岸田文雄さんについて調べてみました！
目次
自民党新総裁・岸田文雄
元・自民党政調会長であり、外務大臣を務めていたこともある岸田さん。総裁選の出馬は今回で2度目だったということもあり、元々認知度も注目度も決して低くはなかったと思います。
そしてその外務大臣時代に、オバマ元アメリカ大統領の広島訪問を実現させたことは政界からも大きな評価となっているようです。原爆が投下された都市にアメリカの現職大統領が訪問することは、史上初めて！
「第100代総理大臣」として
岸田文雄さん公式サイトでは、内閣総理大臣就任にあたっての決意、と題して以下の報告が挙げられています。
- 新型コロナとの闘い
- 経済政策
- 安全保障
- 新時代共創内閣
- 衆議院解散総選挙
岸田さんが目指すのは、新しい資本主義の実現とのこと。ポストコロナ時代の経済社会ビジョンを明確化し、具体的な政策を作り上げる、としています。
個人的にはなかなか進まないデジタル化をどんどん加速してほしいですね〜。押印や請求書などの処理のためだけに出社って本当に効率が悪いですよね。苦笑 身近なところから変化を感じられれば、国民の人気も上がると思うんだけどな〜と思う今日この頃ですw
岸田文雄の基本プロフィール
| 名前 | 岸田 文雄（きしだ・ふみお） |
|---|---|
| 生年月日 | 1957年7月29日（64歳） |
| 出身地 | 東京都渋谷区 |
| 前職 | 日本長期信用銀行（現・新生銀行）役員 |
| 現職 | 自由民主党総裁・内閣総理大臣 |
親の教育方針もあり、東京で育ったそうですが、岸田家は元々広島の一族。
小学校1年生から3年生までの3年間はアメリカ・ニューヨークで過ごされたそう。帰国後、開成高等学校・早稲田大学法学部を経て、5年間日本長期信用銀行へと務め、政界へと参加されたのでした。
岸田文雄は口下手で頼りない？
岸田さんを調べると必ず出てくる「口下手」のワード。実は今に始まったことではないようです。岸田さんの高校生時代を知る知人は、当時の岸田さんに対してこのようなエピソードを語っています。
「（野球部の練習で）走り込みをサボる部員を尻目に、倒れこむまで黙々と走り続けていた。」
よく言えば生真面目ですが、ご自身の主張や意見を通すタイプの方ではないようですね。
お父様の岸田文武（ふみたけ）さんも通産省官僚・中小企業庁長官を務め、のちに衆議院議員も経験された方。父親の背中をみて、政界への興味や学びなどがあったのでしょうね。
その他岸田文雄さんのエピソードはこちらから↓
党内からの声
有名なコメントとしては、森喜朗元首相からの「（岸田さんに対して）恥ずかしがり屋のところがある」発言でしょうか。
口下手ゆえに国民の不信を買ってしまった菅前首相の後任ですので、その発信力とコミュ力に注目が集まるのも仕方ないですよね。
また、変革を訴えた異端児として有名な河野太郎さんのようなカリスマ性はないかもしれませんが、党内の保守派や重鎮からの支持を集めているようです。
河野太郎さんについてもまとめてあるので是非！
岸田文雄は国民から人気がないのか？
実は今回の総裁選前までは、岸田さんの話し方がまとまっておらず回りくどい！と国民からは低評価だった岸田さん。
2020年に朝の情報番組「スッキリ」に出演された際、コロナ対策についてMCの加藤浩次さんからも「国民に分かりやすい形で言うなら・・？」と質問されているのに、とにかく回りくどく回答されており、非難の声が多数あったようです。
岸田さん。何言いたいか全然わからない。
こういう風にまどろっこしく話して論点ずらす人、もううんざり。#スッキリ#岸田文雄— sapphire (@sekinaomi) August 30, 2020
https://twitter.com/ume2020n/status/1300218280011915265?s=20
ただでさえ、国民は菅前総理の歯切れの悪い話し方にうんざりでしたから、2度目の総裁選に挑戦を控え、話し方を直されたようです。
2021年8月29日の会見の様子をTweetされております！
☑️自民党のガバナンス改革
総裁を除く党役員の任期は【１期１年・連続３期まで】と定め、権力の集中と惰性を防ぎます。
国民政党である自民党が多様性・包容力を持つ党であることを示すためにも、党役員に中堅若手・女性を登用し、比例73歳定年制は堅持。自民党の活力を取り戻します。#自民党総裁選 pic.twitter.com/IrJDze4GQY— 岸田文雄 (@kishida230) August 29, 2021
自信に溢れる、聞き取りやすい話し方ですよね。
落選した前回の総裁選以前の話し方とは全く変わっていた、はっきりと相手に伝わる抑揚をつけた人間らしい話し方だと、国民からも好評でした！
この調子でどんどん国民の声を聞いた政策を打ち出していってほしいものです。
まとめ
- 記念すべき第100代総理
- 学生時代から自分の意見を主張するのは苦手だった？
- 元々は、まとまりなく回りくどい話し方で不評だった
- 前回の総裁選敗北の失敗を活かし国民の支持を得られるような話し方に変わった！
衆議院解散総選挙を目前に控え、ますます注目される新総裁の岸田文雄さん。ウィズコロナの難しい時代ではありますが、国民の支持をしっかり得るような首相となってほしいですね。
